三女妊娠時、産むまでつわりが続きました。
つわりが重く入院し、退院後もスッキリはせず食べられないものがわりと多く…
そして妊娠後期になるとさらに胃の圧迫で常に気持ち悪さが増す状態でした。
食に苦しむ日々からすぐにでも脱却したい!
でも正産期まで出てこないでほしい!
そんな複雑な思いで過ごした妊娠後期。
産みさえすれば…
そう思っていた中で、一抹の不安が私の中でよぎりました。
そして時は経ち、いざ出産!
結果は…
あんなに長く常に付きまとった気持ち悪さが無くなり
ものすごい解放感!!
出血量が多かったということで車いすで分娩室から自室に戻りました。
そして間もなく、ちょうど時間だったようで夕食が運ばれてきました。
食べ物のにおいが気持ち悪くない!
こんな状態で食事が出来るのは何か月ぶりだろうか…!!
しかも食事が美味しいで評判の産院なので期待値はMAXに上がりました。
しかし…
出産直後で貧血。
胃腸の気持ち悪さからは解放されましたが、貧血の方でフラフラ…。
この時は産院で出た手の込んだ食事は食べ損ねましたが、ひと眠りして貧血が落ち着いてから、夜中にのそのそと起き上がり夫が買ってきて置いていってくれたコンビニおにぎりを食べました。
産むまでつわり症状が続き、お米系は妊娠中ずっと気持ち悪くて食べられなかったので
久しぶりにおにぎりがとっても美味しく感じられて嬉しかったです。
あの喜びは忘れられません。
翌日から産院の美味しい食事もいただけました。
最初は胃が小さくなっていたのか、
美味しいのに小量しか食べられませんでしたが
数日のうちに完食できるように。
産後なので体自体はいろいろとしんどかったのですが、食べ物が美味しいという喜びに毎日感動したのは今でも嬉しい思い出です。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ナコ
年齢:30代
子どもの年齢:長女10歳、次女7歳、三女1歳
仙台在住イラストレーター。
広告、雑誌、児童書、雑貨のイラスト、キャラクターデザイン、テキスタイルデザインなど。
書籍「ナコさんちの頑張らない家事(KADOKAWA)」
インスタグラム:@naco.nfsn66
ツイッター:@nfsn66
ブログ:ナコとムスメらあとダンナ
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