一年生になったと思ったら、もうすぐ二年生になる三男。
なんならつい最近産んだような気さえします。
三男よ、いつの間にそんなに大きくなったんだい?
そんなわけで「育てた」というより「育ってた」と言った方がしっくりくる三男ではありますが、特に大きな問題もなくスクスクと順調に成長しております。
ただひとつ気がかりなのは勉強が苦手らしいこと。
本人にそこまでの苦手意識はないようなのですが、長男と次男の一年生の時に比べると色々時間がかかっているような気が。。。
えぇ、兄弟間で比べるのはよくないと分かっているんです。
得手不得手というものもありますし。
でも小学生になってもうすぐ一年、未だに時計の読み方がわからないってのはど〜なの⁉︎と思ってしまうんです!
学校で習っているし家でも教えているのに何がそんなに難しいのか、まったくもってチンプンカンプン。
思い返せば一年前、入学直前というのに自分の名前さえ読み書きできなかった三男。
興味もなければ覚える気もなく、教えるこちらとしても途方に暮れたものでした。
ひらがなが読めなくても何も困ることがなかった人生を歩んできた三男にとっては、どうでもいいことだったのかもしれません。
そんな三男も今ではひらがなの読み書きもできるようになったし、カタカナも覚えたし(まだ危ういけど)、漢字だって書けるようになってきました(同じくまだ危うい)。
だから時計だってさすがにそろそろ読めるんじゃないかな〜?もう二年生になるし!と思うわけです!
でも読めない(泣)
先日も時計の読み方問題の宿題が出まして、あの手この手で教えたのですが早々に親子ともどもギブアップ。
気分転換も兼ねてダメ元で小さい子向けの「時間の読み方動画」を見てもらうことにしました。
すると開始6分後…
「なーんだ!そういうことか!」
そう言ったとたん宿題のプリントをスルスルと解き出し、あっという間に全問正解。
呆気にとられるとはまさにこのことです!
あんなに時間をかけて教えてもちっともわからなかったことが、動画で一発解決だと…⁉︎
その時の私の驚きようと言ったら(笑)
だって子どもにとっては娯楽ツールでしかないと思っていた動画がこの瞬間立派な教材に早変わりしたんですもの!
普段から慣れ親しんだアニメーション+音声の解説動画は、きっと先生や私の話よりも頭にスッと入ってきたのでしょうね。
それにしても6分で解決するとはなぁ…(笑)
何事にも得手不得手があるように、学習の仕方にも向き不向きがあるのかもしれません。
今回のことで、学校の授業で理解できないことがあってもそれが「この子は勉強が苦手だ」と決めつける条件にはならないのだと気づいたのでした。
昭和時代に育った私はまだまだ頭が固くて、偏った見方で子どもたちを評価していることが多々あります。
時代の移り変わりや子どもたちの成長と共に、考え方もアップデートしていこうと思います。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:マルサイ
年齢:39歳
子どもの年齢:小6・小4・小1
小6・小4・小1の三兄弟の母。趣味は昆虫観察と磯の生き物観察。三兄弟との日々をインスタグラムにで発信中。著書に『男子が3人います。』『主婦力ゼロからやってみた家事』(共に大和書房)など。
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