こんにちは。
2度目のはずなのに、小1の壁って、あれ?こんな高かったっけ?と戸惑っているtomekkoです。
前回は、結婚前から夫婦で何気なくやってきた「お互いの趣味を共有する」という夫婦円満の秘訣?が産後難しくなってきた体験談でした。
実際、大人2人だけの生活と子どものいる生活は、かかる手間もお金も時間も全然違います。
趣味を持つことさえも(特にアウトドアだと余計に)罪悪感を感じてしまうんですよね。
なぜなら、子どもはどちらかに託さなければできないから。
小5、小1、年少の今、もう大体のことは自分たちでできて、ニイチャンズは留守番も任せられます。
それでも半日以上家を空ける乗馬のような遠出はできないし、ワタシの趣味である歌舞伎鑑賞なんかも子どもが一緒では長時間保たないから無理… と、やる前から諦めモードですっかり大人のやりたいことなんてできていなかったんですが、実はここ最近、子どもも一緒にできる趣味がわが家に浸透しつつあるんです。
それは…ランニング!
夫がスポーツ関係の仕事に転職してからわが家には速乾性のシャツだの走りやすいシューズだの、何やら不思議なアイテムだのが散乱するように。
仕事の一環で走る習慣がついた夫の身につける専用のちょっと不思議なアイテムを子どもたちと指差して笑っていたんですが、ある日ワタシにも女性用のシューズやランニング用のウエアが届くようになりまして…
ワタシは!痩せたいけど!絶対に運動と食事制限はしたくない!!
そんなわがままボディ(わがままなのはボディだけじゃない説)なんですが、実はインスタで子育て絵日記を昔から拝見している先輩マルサイさんがランニングにハマっているというのを見て頭の隅にはモチベーションがあったんです。ちょっとだけ。
夫に煽てられたこともあり…一回だけ走ってみよう、とある朝早く目覚めた時に思い立って明け方の空に向かって駆け出した40歳。
すっごくスッキリしちゃったんです。
体の中の空気が入れ替わったような爽快感。
そしてだんだん空の色合いが変わって朝になっていく様子を目にした幸福感。
はまっちゃいました。
毎日不思議なことに朝早く目が覚める。
目が覚めたら一刻も早く着替えて準備運動して走り出したくなる。
痩せるかどうかで言うと…そこまで長く走ってないから体重はあんま変わらないんですけど(笑)
それでも子どものころから運動オンチ、一度も体育を好きと思ったこともなければ、運動会は土砂降りで中止になれと毎年願っていたこのワタシが楽しめるスポーツができたこと自体が驚きなんです!
夫もこの変貌ぶりに驚きつつ喜んでくれました。
あれやこれやとランニンググッズを持ち帰ってくれたり走り方や運動後のアドバイスをしてくれたり…と久々に夫婦のコミュニケーションも活発になってきました(笑)
そしてそうこうしているうちに長男も走りたいと言い始め、それに次男がついていくようになり…
いつの間にかねぼすけな三男以外の全員が早朝ランにハマっていったのです。
とはいえ。少なくとも三男が家でまだ寝ている以上、1人残して全員で走りに行くことはできません。
だからこうなる。
調子に乗って負荷のかかる坂道コースを試した結果あっさり膝を痛めたワタシ(笑えない)をよそに、今は夫と長男、長男と次男などの組み合わせで思い思いに朝ランを楽しむようになっています。
こうしてようやく、夫婦だけでなく家族みんなで気軽に楽しめる趣味ができたことはとても良かったけれど、子どもたちがこれだけ大きくなったからこそやっと…というのが正直なところです。
三男ももう少し大きくなったらファミリーマラソンとか出られるでしょうか?
夫婦円満の秘訣がこれからは家族円満の秘訣になっていくと良いな、と思います。
もちろん3兄弟もそれぞれ嗜好もタイプも全然違うので、きっと別々の趣味やスポーツに分かれていくのでしょう。
それでも自分のペースで走ることだけならいつでも誰でもできるので、大きくなってもヨボヨボの父母に付き合ってくれたらいいなぁ。
なんてちょっと期待しつつ。
気づけば膝治ってから結構経つんで(おい)そろそろワタシも活動再開しようと思っております!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:tomekko
おっとり長男、もっちり次男、たぶんあっさりな三男という、男子三兄弟に日々育てられています。いつも眠い夫にちょっとイラつきつつ、ドタバタな毎日のようすを描いた育児絵日記をインスタグラムに投稿するのが楽しみ。
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