出産が近づくと、入院準備という大きな仕事があります。
準備リストを片手にあれこれ準備する時間は、これから起こることへの期待と不安が入り混じって不思議な感じがしますよね。
私が今でも思い出すのは、1人目の出産準備の時のこと。
予定帝王切開だったにも関わらず、使いもしないテニスボールや円座クッションまでリストの通りにバッチリ準備して入院に挑みました。
初めてのお産の時は本当に右も左もわからなかったんですよね。
なぜその物品が必要なのかわからなくても、とりあえず持っていかなきゃ!と、あれこれ詰め込んでいったわけです。
あの時思いました。
そこで今回、私の経験をもとに、帝王切開の入院準備について簡単にまとめてみました。
帝王切開の場合、いわゆる「陣痛バッグ」は不要です。
私は入院してすぐに使うものを入れるバッグ・その他の荷物用のバッグの2つに分けて荷物を持っていきました。
「入院してすぐに使うもの」とは、貴重品のほか、ベッド周りあるいは手元に置いておきたいもの、病院に提出するものが中心です。
健診バッグ+αのイメージでしょうか。
「その他のもの」とは、必要だけどもし忘れてもなんとかなるものや、そこまで緊急性がないものが中心です。
さて、特筆すべきはここから。
帝王切開入院中、とりわけ重要なのは「術後」をどう過ごすかです…!
帝王切開出産の痛みの本番は、出産を終えてから。
術後は驚くほど体が動きません。
術直後は麻酔でうまく動けませんし、麻酔が切れると今度はその副作用や傷の痛みに襲われるからです。
とにかく体が不自由なその期間をいかにストレス少なく過ごせるか…
2人目以降の入院ではここに集中していたと言っても過言ではありません!笑
そんな私が、その術後を乗り切る上で個人的に「三種の神器」だと思うアイテムを紹介します。
いずれもぜひ忘れずに持っていってほしいアイテムです。
1. コードが長い充電器
術後しばらくは身軽に動くことができません。
コンセントって頭側の壁についていたり、ベッド脇のテレビ台についていることが多いと思いますが…
そこまで動いて充電器をさすとか、いちいち起き上がって充電するとか、そんなことはできないんです…
コードが長い充電器はあると非常に助かりましたよ!
2. ペットボトルストローキャップ
身軽に動けないどころか、最初は座ることもかなり困難です。例えベッドの背もたれがあったとしてもです。
多少おかしな体勢でもこぼさず飲めるストロー付きのペットボトルキャップは本当に重宝します。
3. S字フックもしくは柵に止められるポーチ
これまた身動きが取れない時、細々した身の回りのものを1箇所に集めておくのに役立ちます。
私はスナップで柵に固定できるポーチを使いましたが、S字フックに小さいカバンをさげておくのもありだと思います。
中にはウエットティッシュやヘアピン、リップ、印鑑やミニタオルなどを入れていました。
予定帝王切開の場合は、前日から入院となる場合が多いと思います。
入院したらまず3種の神器を中心に、術後に備えてベッド環境を整えることをおすすめします。
とにかく手の届く範囲に必要なものを集め、届かない…!取れない…!という事態を回避すべし!
これが帝王切開の入院準備のうえで先輩ママとしていちばん伝えたいポイントです。
傷が痛いという事実は変えられませんが、少しの工夫で自分の負担を軽くすることは可能!
術後、少しでも快適に過ごせることを祈っています。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:あい
年齢:アラフォー
子どもの年齢:6歳、3歳、0歳
ゆるくポジティブがモットーの3児ママ。等身大の3人育児を発信するインスタグラムは、白目を剥く日々に共感してくれる戦友がたくさん集まっています♪
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