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1歳3ヶ月まで続いた、泣いたらとにかく抱っこ生活。今となっては敏感過ぎたとも思うけれど by りんりんまま

こんにちは!りんりんままです。

前回は、もうすぐ退院と聞いて喜んだものの

入院中につけていた酸素の数値が分かる機械が使えなくなることに

とても不安を感じていたところまで書きました。

最終日は、お世話をしてくださった先生、看護士さん方総出で見送ってくれました。

2、3日が山と言われた赤ちゃんを救ってくれた、命の恩人たち…

 

もう4年近く前のことですが、今でも一人一人の顔をはっきり覚えています。

そして、48日間の入院生活を思って涙が止まりませんでした。

ずっと空いていた家のベッドに赤ちゃんが寝ていることがとても嬉しくて、でもこの先元気に育てられるかという不安もいりまじった不思議な気持ちでした。

その後の生活は・・・

先生が言っていた「あんまり激しく泣き続けると、苦しくなってしまうかもしれません」という言葉があまりにも怖くて、

少しでも声がすると心配でとんで行くスタイル。

今なら少しの「ふええぇ…」という声には反応しない方が、赤ちゃんがよーく寝られるということが分かりますが、

当時はとにかく泣かせることへの恐怖、罪悪感があり、抱っこしないという選択肢がありませんでした。

というのも、赤ちゃんは「完治して退院」ではなく「家で生活しても支障のない程度に回復したので退院」という状況だったため、

わたしの中では不安が大きく残っていたのでした。

抱っこするとすぐに泣き止むタイプで、抱っこしていてもギャンギャン泣くということはその後もありませんでした。

最初の頃はそれで良かったものの・・・

抱っこしている間は寝ていても、どうしてもベッドに寝かせるとすぐに起きてまたギャンギャン。

結局1歳3ヶ月まで、泣いたらとにかく抱っこという生活が続きました。

1日1、2時間しか寝られない日も少なくなく、体力的にも精神的にもやられ、赤ちゃんを抱っこしたまま壁に激突したこともありました。(赤ちゃんは無事でしたが・・・)

 

夜間、主人の助けもなかなか得られず、本当に辛かった記憶があります。

でも、心配していた体調の悪化などはその後一度も起きませんでした。

その後、定期的にある予後検査でも毎回問題がなく、ある程度泣いても大丈夫と聞いたことから、

ねんねトレーニングの専門家に相談して抱っこせず寝られるようになりました。

今では朝までぐっすり。弟の夜泣きにも全く反応せず寝られるようになりました。

 

振り返ると、あの頃はとにかく赤ちゃんの泣き声に敏感過ぎたな〜と思いますが、

初めての子育てで分からないことだらけで、とにかく赤ちゃんを守りたいという気持ちで日々過ごしていたことを考えるとしょうがなかったな、と思います。

むしろ、あの時期を乗り越えた自分は本当によく頑張ったなぁと思えます。

 

産後、予期せぬ赤ちゃんの病気から始まったこの期間は、わたしにとって人生で一番辛いものでした。

でも、それと同時に平凡な日々に幸せを感じられるきっかけにもなりました。

支えてくれた先生や看護士さん、家族に感謝して、この時の記憶を大切に生きていこうと思います。

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著者:りんりんまま
年齢:20代
子どもの年齢:1歳、3歳

薄毛ガールりんりんとひょうきんパパをこよなく愛する、田舎の主婦です。平凡な毎日の幸せを忘れないように、思い出して笑えるように。インスタとTwitterにて育児絵日記を残しています。

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