こんにちは!りんりんままです。
前回は、入院生活の中で少しずつ出来ることが増えていく一方、病状が思わしくなく、一喜一憂する日々だったところまで書きました。
入院生活が1ヶ月ほど過ぎ、毎日病院に通って1〜3時間ほどお世話する生活をしていた頃…
マザーリングとは、退院後の生活をイメージ出来るよう、別室の大きなベッドで母と子が一緒に過ごすこと。
突然の嬉しいお話に舞い上がったのを覚えています。
長い時間一緒にいられることはもちろん、看護師さんの言葉から「少しずつだけど確実に回復してきているんだ、、!!」と感じられたことが、とてもとても嬉しかったのです。
翌日は、朝から「早く時間にならないかな〜」とわくわくが止まらず。病院へ着くまでそわそわして過ごしていました。
いよいよロングマザーリングスタート!
と思ったら、ぐっすり寝ていた赤ちゃん。
寝ているまま、マザーリング室へ移動しました。
そして、初めての添い寝!
毎日会いに来ていたけれど、寝ている赤ちゃんの隣に寝そべるのは初めて。
生後31日目のことでした。
かわいい寝顔を近くで見られることが、本当に幸せでした。
かわいいなぁ、小さいなぁ、あったかいなぁ。こんなに近くで見られて嬉しいなぁ。
看護師さんは、「急に長時間になって疲れると思うので無理しないでくださいね」と気遣ってくださいましたが、自分も添い寝で少し休めたし、(かわいいかわいいと母性が爆発していたので一睡もできなかったけど笑)
初めての添い寝が嬉しすぎたので、むしろ普段の面会より疲れが取れた気がしました。
おむつを変えたり、授乳をしたり、沐浴をしたり。
半日ではありましたが、母子の1日を過ごせた!と感じてとても嬉しい日でした。
そして数日後、さらに嬉しい報告が。
唐突だったので、思わず
「えーーーーー!!!!!いいんですか!!???」
と叫んでしまいました(笑)
退院がいつになるか全く分からない状況で過ごしていたので、先生からのこの言葉を聞いて初めて「赤ちゃんが家にくるのか!!」と実感しました。
その後も時々ロングマザーリングをしながら、毎日面会に行く日々を過ごす中で、不安が一つ…
それは、酸素の数値について。
赤ちゃんは酸素の数値が分かる機械をずっと付けており、退院直前にも酸素が低いことを知らせるピピピピーー!!という警報音が鳴っていたのです。
警報音が鳴るたびに看護師さんが来て診てくれていたので、退院後も落ち着くまでは使うものと思っていたら…、先生から言われたのは「ある程度落ち着いてきたので、退院後は機械はつけなくて良いです。」。
「酸素が低い時ってどう判断すれば良いですか?」と聞くと、「顔色が悪くなったら電話をください。」と。
さらには、「あんまり激しく泣き続けると、苦しくなってしまうかもしれません。」とも。。。
心配性のわたしはもう怖くて怖くて。
入院中は何があってもすぐに診てもらえるという安心感があったのですが、退院後はもちろんそんなことはありません。
「先生が退院出来ると言っているのだからきっと大丈夫」とは思いつつ、「何かあったらどうしよう」という気持ちも膨らんでいました。
退院出来ることはとてもとても嬉しいのだけれど、それと同じくらい不安も大きくなっていました。
次回、退院後の幸せで大変な生活について。シリーズ最終回です。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:りんりんまま
年齢:20代
子どもの年齢:1歳、3歳
薄毛ガールりんりんとひょうきんパパをこよなく愛する、田舎の主婦です。平凡な毎日の幸せを忘れないように、思い出して笑えるように。インスタとTwitterにて育児絵日記を残しています。
Instagram:@rin_rin_mama
Twitter:@rin_rin_mama_T
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