こんにちは。
3歳の男の子を育てるかめかあさんです。
今回は、マタニティフォトにまつわるお話です。
これからマタニティフォトを撮るぞー!という妊婦さん、気がついたらマタニティフォト撮ってなかったよ・・・というもうすぐご出産の方にも何かの参考になればうれしいです。
妊娠がわかってから、雑誌やSNSでマタニティフォトが気になりはじめました。
お腹にペイントをするなどの楽しそうなものがあったり、妊娠〇ヶ月という節目ごとに毎月セルフフォトで記録を残していたり・・・
とくに、お腹がだんだんと大きくなる様子がわかる写真は「人間ってすごい!」という感じで、あとから見ても思い出に残りそう。
まずは毎月のお腹の変化を写真に残すことに決めました。
さっそく、妊娠3ヶ月から始めることに。
一応、自宅のなかで一番片付いた壁の前で夫に写真を撮ってもらったのですが・・・
下はスウェット、上はTシャツをたくしあげた、なんとも映えない写真。
しかもまだお腹が大きくなる前なので、冷静に考えると「ただのぽよんとしたお腹の写真」です。
「全然イメージと違ったけれど、これからお腹が大きくなるにつれて絵になるはず!」
そう思ったはずなのに、もともとそんなにマメではない性格に加え、初回の写真があまりにもがっかりだったこともあって、ついにその後お腹の写真を撮ることはありませんでした。
ついにはそのまま出産を迎えることになり、マタニティフォトはまさかの初回で終わってしまったのでした。
「結局、マタニティフォトっぽいものって残ってないなあ」とちょっと後悔していたのですが、、、
産後の落ち着いた頃にスマホのカメラロールを見返していると、いまにも張り裂けそうなパンパンのお腹の写真が残っていたのです。
日付は予定日の10日前。陣痛がくる前日。
里帰り出産だったため離れて暮らしていた夫に「ちょっとすごくない!?」と送るためにたまたま鏡越しに撮った写真でした。
もちろんこれもまったく映えない写真ではあったのですが、その2日後には出産していたと思うとお腹が最大に大きいときの写真ということになります。
「1枚だけだけど撮っておいてよかった」と実感したのは、出産した2年以上あと。
息子と一緒にスマホで昔の写真を見ていたら、そのお腹の写真が出てきたのです。
「すごいでしょ、この中に入っていたんだよ」と教えてあげると、じっくり写真を見て「・・・すご~い!!」と感動する息子。わたしも改めて「確かにすごい・・・」と感動。
その後もたまに「おなかのしゃしんみたい」とせがまれるようになりました。
「かあさんのお腹から生まれたんだよ」「生まれてきてくれてありがとう」そんな会話が、この写真のおかげで自然とできるようになりました。
絵になるマタニティフォトは撮らなかったけれど、1枚だけでも写真を残しておいてよかったなと思っています。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:かめかあさん
年齢:30代
子どもの年齢:3歳
北海道から上京したのんびり夫婦+リクガメ+息子で暮らしています。結婚10年目の2019年8月に、息子ごんさんを出産しました。妊娠中からインスタグラムで絵日記を描いています。
インスタグラム:@kamekaasan
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。