こんにちは。2年生のおしゃべり男子と2歳のおしゃべり女子に日々翻弄されているすずかと申します。
今回は妊娠線の話をしたいと思います。
妊娠中、体の変化について調べていたら妊娠線の記事が目に入ってきました。
妊娠線はお腹が大きくなるにつれて皮膚が引っ張られ、皮膚の下の組織がひび割れてできる線です。
一度できてしまうと完全に消すことは難しいとされています。
お腹が目立ってきてからお風呂上がりに塗るようにしていました。
良い香りのオイルなのでリラックス効果もあり、お風呂上がりの幸せなひととき。
それから赤ちゃんが成長していくにつれてどんどんお腹が膨れていき、とうとうお腹の下部分が自分では見えなくなってしまいました。
オイルを塗っている手に伝わるのは、皮がパンパンに張ってツルツルした感触。
これ、大丈夫かな?妊娠線できていないかなと思いつつ、出産までせっせと塗り続けました。
息子を産み、産院の鏡で改めてお腹を見てみると…
一生懸命ケアをした甲斐があったのか、もともとの体質なのか,お腹はきれいなままでした。
ほっと胸をひと撫でしつつ、初めての育児にてんてこ舞いな日々が過ぎていきます。
産めば楽しい親子ライフが送れるなんて思っていましたが、朝晩関係なく続く授乳とおむつ替え、何を要求しているのかわからない泣きに、ただただ試行錯誤の日々を過ごしていました。
気にかけるのは常に赤ちゃんである息子の事ばかり。
裂けた会陰と授乳で切れた乳首の痛みにヒィヒィして躍起になってケアをしましたが、その他の自分の身体のことは気にかける余裕がありませんでした。
お風呂に入っても息子のお世話をするために、自分のことは一瞬で済ませなければなりません。
そんな日々がバタバタと過ぎていき、だんだん新生児である息子もこの世界と母である私に慣れてきました。
私も息子との生活になんとなく慣れてきてリズムが掴めてきました。 ふんふん♪とお風呂を終えて、息子をバスタオルの上に寝かせます。
すると、ふっと鏡に映る自分が目に入ったのです。
ぽにょんとしたお腹、授乳のために大きくなった胸。
そして目に入ってきたのは…
太もも!!!!!
妊娠中、大きくなるのはお腹だけではありません。
太ももも一回りも二回りも太くなっていました。
妊娠線…いやこの場所は肉割れというのでしょか、線が3本もはっきりと入っていました。
太ももにもオイルを塗っておけば防げたのかも…?
しかし、できてしまったものは仕方ありません。
目立つ場所でもないし、まぁいいかとすんなり受け入れました。
みつけた時はかなりの衝撃を受けていたのに、二人目である娘の妊娠時は太ももの肉割れをすっかり忘れて、お腹のみにオイルを塗っていました。
しかしスクワットをしまくって太ももを鍛えていたおかげか、それ以上の肉割れはできませんでした。
筋肉の上の脂肪が前回の妊娠時より薄く、皮膚を引っ張る力がそれほど強くなかったのかもしれません。
息子の出産でできた肉割れ線は7年たった今でもぼんやり残っています。やはり消えないというのは本当でした。
妊娠中の体の変化は戸惑うことが大きいですが、私の場合は過ぎてしまうと良い思い出となることが多いです。
もちろんお腹はへっこませたいし、萎んだ胸はもうちょっと上がって欲しい。 それらの望みは日々の中で運動をするきっかけとなってくれています。
おかげで妊娠前より運動するようになりました。
そして、一回りも二回りも太くなった太もものぷよんとした感触も今でもはっきりと思い出せます。
痩せ型だった私は妊娠初期に「もっと太りなさい」と助産師さんに言われていたのですが、妊娠後期になると「体重が増え過ぎだから食事に気をつけなさい」と言われるようになりました。
人生であんなにぷよぽよになったことはありません。
肉割れを見る度に当時の太ももが擦れて動くのも億劫だった記憶が甦り、日課のスクワットに力が入ります。
肉割れは私に「太りすぎるな」と警告を与えてくれる存在となりました。
肉割れも垂れた胸も、へっこまないお腹も、私が妊娠出産育児を頑張った証。
その証を意識して、健康な身体を目指していこうと思います。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:すずか
おしゃべり息子のおかげで賑やかな日々を過ごしていたのですが、娘が産まれてさらに賑やかになりました。 インスタでゆるゆると子育て絵日記を描いています。
インスタグラム:@suzuqua
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