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これから出産する人へ!”帝王切開”が保険適用?保険内容の見直しをぜひ! by 愛田あい

みなさんは生命保険や医療保険に加入していますか?

昨今、ネットではお金にまつわる情報が溢れており、中には保険は不要だとする解説も見受けられますよね。

物価の高騰などの影響もあり、子育てを視野に入れている方、あるいは子育て現在進行形の方の中には、保険の見直しを考えている方もいるのではないでしょうか。

確かに保険は家計の中でも支払額が大きい場合もあり、見直しをすると月に数千円~数万円単位で支出が変わるご家庭もあります。我が家もマイホームや出産など大きな節目のたびに見直ししていて、定期的に保険を見直す必要性は感じています。

ただ、これから出産を控えている方は、安易な解約はちょっと待ったほうがいいかもしれません。

 

というのも、私自身、加入していた保険が出産時に適応になったからです!

世の中お金が全てではないとはいえ、これから何かとお金が必要になるというタイミングで還付金があるのは精神的にも非常にありがたかったです。


私は結婚を機に保険を見直した際、医療保険に加入しました。
この時、担当の方に勧められて「女性疾病特約」というのをつけて加入していたんです。 私が加入した保険の内容はこんな感じでした。

加入したのは今から約10年前ですが、当時で保険料にプラス500円程度の上乗せ額でした。当時はまだ28歳、特に病気や手術とは無縁の日々で、なんとなく加入している保険。その必要性を感じることはありませんでした。

もし当時保険を見直しする機会があったら「この特約は無駄」と判断して切り捨てていたかもしれません。

しかし、この特約をつけた医療保険が大いに役立つ時がやってきます。
そう、出産です。私は第一子を逆子による帝王切開で出産しています。これが特約の中の「主な女性特定疾病」に該当したんですね。
※該当するかどうかは加入している保険内容によります。

でも私、自分が該当しているとは思わず、「医療保険が使える」という発想に至らなかったんですよね。たまたま出産前に、子供の学資保険を検討する目的で担当者の方とコンタクトをとった際に教えてもらって初めて知りました。

もし今何らかの保険に加入しているけど、加入しっぱなしで内容は忘れた...なんて人がいたら!

帝王切開だけでなく、吸引分娩や産後の合併症などの理由が該当し保険がおりる場合があるとも聞きますので、出産前の時間があるうちにぜひ確認しておくことをおすすめします。
保険金を受け取るには所定の手続きが必要で、病院側に記載してもらう書類もあります。
私は出産前に保険適応になることがわかっていたので、あらかじめ必要書類を準備して入院しました。手術前日の入院の際に病院のスタッフに渡したので、退院時に書類をもらって帰ることができました。
出産からちょうど1ヶ月後くらいには保険金が振り込まれました。産休や育休の手当金は手元に入ってくるまでタイムラグが結構ありますし、このタイミングでの振込は家計的にもとても助かりました。

というわけで、安易に解約したりしなくて良かった!と心から思っています。
みなさんも産前余裕があるうちに、加入している保険の内容や手続き方法など調べておくと、必要になった時スムーズだと思います。

保険会社や加入している保険によって内容や金額等は異なると思うのでご了承くださいね。我が家の場合として、このお話が参考になれば嬉しいです。

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著者:愛田あい
年齢:アラフォー
子どもの年齢:6歳、3歳、0歳

ゆるくポジティブがモットーの3児ママ。等身大の3人育児を発信するインスタグラムは、白目を剥く日々に共感してくれる戦友がたくさん集まっています♪

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