こんにちは、おのりです。
2018年に長女を、2022年に次女を出産し、 SNSで育児に関する絵日記を描いています。
今回は次女を妊娠中に絨毛膜下血腫からの切迫流産になったことについて書きたいと思います。
妊娠12週ごろ、つわりが酷くソファで横になっていたところ、股に違和感を感じました。
何か小さくパチンと鳴ったような…?
気のせいかとも思いましたがなんとなく気になり、確認しようとトイレに入り便座に座ると、 シャーッ、と大量の液体が出るのを感じました。
これはヤバい!出血だ!と慌てて便器の中を除くと、 透明な水があるだけ…。
出血だと思い込み、便器の中も真っ赤だと思っていたのでパニックに。
おしっこでないことは感覚で分かりました。
それなら今出たのはなんだろう?
透明な液体…?
もしかして、羊水? 破水……?
焦って病院に電話、 すぐに夫に病院に連れて行ってもらって診察を受けました。
そこで先生に言われたのが、絨毛膜下血腫という症状でした。
絨毛膜下血腫とは、何らかの原因で子宮の絨毛膜と脱落膜の間に血液が溜まってしまった状態のことです。
その血液が外に流れ出て来たのが今回の出血でした。
出血なのに真っ赤ではなく透明だったのは、血液の成分である血漿(けっしょう)だけが外に出て来たからだと教えていただきました。
この絨毛膜下血腫があると流産や早産が起こりやすいそうで、自宅での絶対安静に。
先生からは「この一週間が頑張りどき」だと言われ、ほぼ寝たきりで過ごしました。
その一週間は本当に不安で不安で、生きた心地がしませんでした…。
無事に一週間を過ごしても、まだまだ安心は出来ないと言われ、その後一ヶ月ほど安静のまま過ごしました。
幸い血腫は自然に体内に吸収されていき、3ヶ月ほどでエコーでも見えないくらいに。
もう心配いらないと言われた時は心の底からほっとしたのを今もはっきりと覚えています。
その後の妊娠は全く何の問題もなく、次女は出産予定日までお腹の中で過ごしてくれました。
あの日、一緒に子宮から出てきてもおかしくなかったあの子が、今目の前にいてくれることに本当に感謝しています。
2人を出産する前に一度流産も経験しているので、大量の液体が出たときは「あぁ、またか」と思ってしまった自分がいました。
でも診察を受け、エコーで心臓の音がしっかりと聞こえた時は、生きていてくれて有難う、という気持ちで涙が出ました。
無事に生まれてきてくれることは奇跡だということを忘れずにいたいです。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:おのり
年齢:30代
子どもの年齢:4歳、1歳
4歳と1歳の娘と、夫と4人で暮らしています。絵を描くこととお菓子、パン作りが趣味のこもりがち主婦です。うさぎが好きなあまり自画像がうさぎです。
Instagram:@hanami030407
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