こんにちは!
イラストレーター・漫画家のミワカモです。
今回は帝王切開の術後の話をしたいと思います。
私は2019年に息子を産むときに分娩異常が起き、緊急帝王切開をしました。
まさか自分が帝王切開をするとは思っていなかったので、心構えもありませんでしたし、準備も知識もありませんでした。
しかしお医者さん達のおかげで無事手術は終わり、自分の病室に運ばれた時の私の状態は…
背中に鎮痛剤の管が通り、心音を測る機械が繋がり、手首には点滴、股にはカテーテル、足は血栓予防のための空気圧でマッサージしてくれる機械が繋がっていました。
こんな状態は私も初めてだったので「満身創痍」とはこのことか!と思いました。
手術が終わってからは
「ベットでコロコロ転がってください」
「お腹のガス(おなら)が出たら教えてください」
と、言われました。
ベットで転がる理由は、お腹の傷が治るときに子宮と癒着しないようにするためだそうです。おならについて聞かれるのは、おならが出たら食事が取れるようになるからだそうです。
手術の影響はいろいろありました。
傷は鎮痛剤が入っていてもとても痛く、転がろうと上半身を動かしても足を動かしても全部痛かったのを覚えています…。お腹の筋肉って上にも下にも繋がってるんだなぁと実感しました。
夜になってくると熱も出始めたんですが、それよりも辛かったのが『肩の痛み』でした!!
肩凝りがすごく酷くなったような感覚で鎮痛剤を飲んでも痛さが変わらず、看護師さんや助産師さんに原因を聞いてもその時は知っている人はいないようでした。
ネットで調べてみると、帝王切開した人にたまにある症状で自然と治っていくそうなのですが、さらに調べて行くと「無理!」という時は『温めると良い』そうです。温めたいことを看護師さんに伝えると、大きな保冷剤のようなものを温めて持ってきてくれました。
そして肩に当てるとかなり痛みが軽減しました!
温めたおかげか、朝までに肩の痛みはなくなりました。
朝になると早速「立ってみましょうか!」と看護師さんに言われました。
「昨日腹切ったばかりなんですけど…」と思いつつも、動いた方が治りが良いらしいので看護師さんはどんどん動くことをすすめてきます。
もちろん心拍数などを見てちゃんと安全を確認しつつやっていますが、私は初日から立つのは無理でした…。
立って歩けるようになったらカテーテルが取れ、自分でトイレに行けるようになるのですが…個室にトイレがない部屋だったのでトイレまでが遠く感じて大変でした…。
あとご飯もこの日から食べられるようになったのですが、最初は重湯と味噌汁の汁のみ。でも点滴しているからか空腹にならなかったのは幸いでした。
今回は帝王切開の術後、特に術後から1日目のことを書きました!
私は緊急の帝王切開で準備も知識もありませんでしたが、足りないものは病院に売っているし、知識も先生や看護師さんに聞いたり、スマホで調べたりでどうにかなりました。
これから帝王切開をする方々にこの記事が参考になれば幸いです。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ミワカモ
年齢:アラサー
子どもの年齢:娘5歳、息子3歳
旦那と娘(2017年1月生まれ)と息子(2019年6月生まれ)の4人家族です!Instagramで楽しかったことや衝撃だったことなど、日々の出来事を描いたりしてます。
インスタグラム:@miwakamo_
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