妊娠生活はおろか、出産なんて初めてのことだらけ!
バースプランなんて言葉、初めて聞いた人も多いはず。私もその1人でした。
分娩方法や産院によって違いますが、陣痛中の過ごし方や出産方法などバースプランの種類はたくさんあります。
今回は、分娩時間24時間超・異常分娩を経験した私が、書いてよかったと思えたバースプランを紹介します。
「バースプランを考えてきてね」と助産師さんに言われて、先輩ママたちの声をネットで調べ上げた私。たくさんの人の経験を知ることで、私はこうしたいという気持ちがはっきりわかってきました。
まず第一に、産院選びの理由にもなった立ち会い出産。
できるだけ早い段階から、夫と一緒に過ごしたいと書きました。自分のどんな姿でも、夫に見せることに全く抵抗のない私。それよりも、1人で未知の痛みと戦うのがとても不安でした。
コロナ禍の出産でしたが、夫と産院に1泊して一緒に陣痛を乗り越えることができました。夫の存在で陣痛は1ミリも楽になることはありませんでしたが、これしてあれしてと自分がわがままを言える存在が近くにいたことが心の救いでした。
2つ目は、お産の進行具合を出来るだけ具体的に頻繁に教えて欲しいということ。
これは、バースプランに書いておいて大正解でした。陣痛の痛みと戦いながら、自分の状態を把握することなんて出来ません。何が正常なのかも、ゴールがいつなのかも分かりませんでした。
そんな中、助産師さんが頻繁に〇〇時には生まれるよ!と声をかけてくださいました。これが疲労困憊の私に効き目バツグン!それなら頑張れるという気持ちがメキメキ湧いてきて、諦めることなく赤ちゃんと一緒に乗り越えようと感じることができました。
結果的に、助産師さんのいう通りの時間に産まれ、放心状態ながら「助産師さんってすげえ〜」と思ったのでした。
3つ目は、とにかく褒めて欲しい。
SNSに書いてあったのを真似したのですが、書いて本当に良かったです。痛くて当たり前、産んで当たり前という状況では絶対心が折れてしまう。そう思った私は、息するだけでも偉いと褒めまくってもらおうと決意。少し恥ずかしいと思いながらも、バースプランに書きました。
お産中に色んな体勢を取りながら、少しでも赤ちゃんが下に降りてくるよう努力しました。まだまだの進み具合だったのかもしれませんが、よく頑張ってるね!いいよ〜!どんどん降りてきてるからね!と声がけしてもらい本当に嬉しかったです。
子宮口が少しずつ開き、自分で赤ちゃんの頭に触れた時は感動しました。
最後に、「会陰切開でもなんでも、赤ちゃんが出来るだけ苦しくないように産みたい」
もちろん、陣痛も産む時の痛みも産んでからの痛みもママにとっては全部怖い。でも、赤ちゃんの命には代えられない。そう思い、バースプランに書きました。
結果的に、吸引分娩でのお産になり、一瞬一秒の勝負の中で、すぐ吸引に切り替えようと判断してもらえたことに感謝しています。
今回紹介したのはごく一部ですが、自分の一番心地よいと思える状況をイメージトレーニングしておくことが大切だと思います。
是非、色んな方のバースプランを参考にしてみてくださいね。
著者:はぐはぐ
年齢:アラサー
子どもの年齢:1歳
娘のおせと1歳と女子力高めな夫、猫2匹とのんびり暮らし。ぐうたら育児生活を送っています。新生児から現在までの育児漫画をInstagramで毎日投稿中!時々、ママ向け英会話の先生。
Instagram:@hughug_baby
ブログ:はぐはぐブログ
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