二人目の妊娠中期、私を突然悩ませた“逆子”問題。
30週の健診の時、「ずっと逆子だったんだけど、今日も逆子ですね。」と唐突に逆子であることが先生から言い渡されました。
私「、、、、と言うと?逆子だとこの先どうなりますか、、?」
先生「このまま36週になっても逆子のままであれば、大きな病院に転院してもらって帝王切開で産んでもらいます」
私(な、なんだと~~~!!)
確かに言われてみれば、一人目の時となんか違うなぁと思っていた胎動。
一人目の妊娠中、胎動を感じる場所は主に胸の下あたりで常に上の方でした。さらに、これは足だな~とわかるものが上の方にドンドン当たる感覚がありました。
二人目の妊娠中、胎動が感じられるのは常に下の方で、感覚的には股間のあたりにチョコチョコ何かが触ってくすぐったい感じがありました。逆子と言われれば、これは足が股間に当たっていたのだろうと思います、、。
先生に、「逆子を治すために私ができることはありますか?」と聞いたところ、先生からは「特にやれることはありません。今の状態からは、寝るときに横(私の場合は右)を向いて寝ることぐらいです」と言われました。
「いわゆる逆子体操などは、、、」と聞くと、「無理に動くと胎盤が剥がれることがあるので、普段と違う無理な動きはしないでください」とのこと。
やれること、少な!
横を向いて寝ながら逆子が直ることを祈るしかないとは、、。
また先生からは、「逆子と言われると驚いてしまうかもしれないけれど、悪いことではないんですよ。赤ちゃんは一番楽な姿勢でおなかの中にいますので、逆子で、うつ伏せなのが、この赤ちゃんは好きなのでしょう。好きにしてやって、逆子のままなら帝王切開で産むことになりますが、それはそれでこの赤ちゃんにとっては自然な流れです」とも言われました。
なるほどね、、、とは思いましたが、一人目を自然分娩で産んでいたため、なんとなく二人目も自然分娩で産むイメージをしていた私にはショックな出来事でした。
逆子であることが言い渡された当日、一日中私は逆子のことで頭がいっぱいになって、
(ずっと座って前傾で仕事をしていたから逆子になってしまったのではないか、、?)(帝王切開になったら、、、)ということをずっと考えていました。
しかし一週間後のある日の晩、祈るように横を向いてベッドに横たわると、おなかの中が「ぐるん」と大きく動いた感覚がありました。その日から、胎動は下の方ではなく上の方を蹴られるようになった気がして、(これはもしや??)と思いながら、次の健診に行くと、、?
やはり逆子は治っていました!!32週の時でした。
逆子と言われたその日、子どもがいる友達に聞いたところ、皆、実は途中で逆子だったり横位になったりして悩んだ時期があるようでした。そして、なんだかんだ途中で治ったよ~ということを言っていたので、案外治るものなのかもしれません。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:園内せな
年齢:30代
子どもの年齢:4歳、1歳
猫好きで猫アレルギー持ちのイラストレーター。たてものの設計のお仕事をしていたけれど、育児中につき設計のお仕事はおやすみ中。妊娠してから極度のテレビっ子に。朝ドラは朝も昼も観る。
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