こんにちは、冷え田やっこです!
今回も切迫早産で入院中の体験談をご紹介したいと思います。
昨年の秋口、下の息子を妊娠中に微量の出血をきっかけに切迫早産で入院が決定。
上の娘(当時4歳)のお世話などに忙しく、家にいた頃には自覚することができなかったのですが、子宮頚管長も2.5ミリと短く、強めの張りも1時間に3〜4回と定期的に来てしまっているため、安静と同時に張り止めの点滴薬の投与を余儀なくされました。
何かない限りは24時間ノンストップで投与を行うため、入院となった30週から正期産にあたる38週に入る前日までほとんどの時間を点滴を打ちっぱなしで過ごすことに。
シャワーも週に2回程度か、出血があったりお腹の張りが多い時は見送られてしまうので1週間以上身体を洗えないこともありました。
シャワーに入れない日はおしぼりがもらえるので、それで体を拭いて着替えをするのみでしたが、こちらも点滴のチューブを繋げたまま着替えなくてはならないので、いちいちナースコールで着替えの介助をお願いしなくてはいけないのが面倒でした。
看護師さんが忙しそうなタイミングだと待ちぼうけをくらってしまったり時々忘れられてしまう時もあり、『別に体調悪いわけじゃないし、何回も呼ぶのも悪いかな…』ともう一度声をかけるのも躊躇してしまい、自分の好きなタイミングで着替えられない時も数回あり切なかったです…
点滴針はうまく血管に入っていれば、常に刺さった状態でも痛みや違和感を感じません。刺す場所や使う血管の状態によっても痛みを感じることがあるため、気になった時には看護師さんに相談して差し替えをしてもらっていました。
針の刺さっている部分に痛みや腫れが出たり、薬が漏れたりしなければ5日から1週間程度は刺したまま使い続けるので、数少ないシャワータイムにも点滴針は差したまま保護されてしまい片腕を洗えない…なんて悲しいことも。
動かしたりも普通にしてOKなのですが慣れるまではやっぱり『針が刺さってる…!』と思うと曲げ伸ばしが少し怖かったです。
針を抜かずにシャワーするときは、点滴チューブの中に保護ゼリーのようなものを注入してチューブの中間地点を一時的に外す処置をしてもらうのですが、保護ゼリーの中に血液が逆流して見た目なかなか恐ろしい感じになります。
初めて見た時は『これは大丈夫なの…⁇』とちょっと心配になりました。
たまに点滴交換とシャワーのタイミングが合って、完全に点滴から解き放たれた時はほんと──に身軽で、点滴針を気にせず両手をガシガシ洗えてさっぱりするし着替えも気を使わずにできて、大げさでなく羽が生えたような気分でした…!
普通に自分のことが不自由なく自分でできるって幸せなことなんだなぁ…とこの入院生活を経て、当たり前のことを物凄くありがたく思うようになった体験でございました。
お読み下さり、ありがとうございます!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:冷え田やっこ
年齢:30代
子どもの年齢:4歳、0歳
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育児漫画・エッセイ漫画等アカウント @hieta_yakko
Twitter:@hieta_yakko
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