いつもの方もはじめましての方も、こんにちは。”えん”と申します。
現在1歳の娘を育児中。
今回は妊娠中に行った戌の日のお参りと、その時に起きた不思議な体験の話です。
犬は多産でありながらお産が軽く、安産の象徴とされているとか。
それにあやかり「戌の日」に神社やお寺でご祈祷を受け、安産を願う習慣があるようです。
日本ではすべての日に干支が割りふられており、十二支の一つである「戌」の日は12日に一度やってきます。
本来は妊娠5ヶ月の最初の戌の日に安産祈願を行うそうですが…
そのタイミングはまだまだつわりの真っ最中だった私。
戌の日は気になりつつも、外出できる状態ではなかったので見送りました。
それから妊娠5ヵ月の終わり頃にようやく「頑張れば出かけられるかな?」というくらいにはつわりが落ち着きはじめ、戌の日のお参りに行くことを考えはじめました。
せっかくお参りに行くなら、縁起の良い大安が良いな!と思っても(普段は全然気にしていないくせにこういう時は気にする)、仕事が休みで戌の日で大安となると、行く日はかなり限定されます。
大安の戌の日まで待っても良いけれど、本来は5ヵ月の最初の頃に行くものだし、早く行った方が良いのでは!?と無駄に焦る私。
(今なら声を大にして言える。そこ、まったくこだわらなくて大丈夫だからー!!当時も頭では分かっていましたが、初めての妊娠で、やれることはすべてやりたかったのです…。) と、そこから最短の日程で仕事が休みの戌の日に行くことに。
その日は土曜日で赤口。
赤口は六曜ではあまりよくないと考えられている日らしいのですが、11時〜13時の間は吉とされているらしく、この時間帯にご祈祷を予約(本当にこういう時だけめちゃくちゃ調べるし気にする…)。
つわりでいつ体調が悪くなるかもしれないという不安もあったので、近所の神社を選びました。
遠方の、安産祈願で有名な神社も気になっていましたが、今となってはその後のお礼参りや、成長の報告がてら気軽にお参りに行ける場所にしておいてよかったな〜と思います。
でも、本当に行けるかどうかは当日の体調次第。
これまでのつわりの苦しみから、やはり外出なんて無理なのではないか、という不安もありました(ちなみに仕事は在宅ワークなので、ずっと引きこもっていました)。
そして当日の朝。多少の気持ち悪さはあれど、なんとか出かけられそう。 ということで、いざ戌の日の安産祈願へ!
両家の家族連れで来ている人も多い中、私たちは親族が遠方なこともあって夫婦2人でお参り。
つわりで長らく外に出ていなかったので、久しぶりのちゃんとした外出。
途中で吐き気が出たらどうしよう…と思いながらも、 いざご祈祷の場所に入るとなんとなく気持ちもしゃんとしました。
この日の為に用意した腹帯をお祓いしてもらい、授与品をいただきました。
私がご祈祷を受けた神社では、お赤飯の素や安産の御守りが入っていました。 (お赤飯の素は、お食い初めに使ってくださいということかな!?と思いつつ大事に取っていましたが、子育てがスタートするとすっかり忘れてお食い初めでは使いそびれました…)
無事にご祈祷も終わり、絵馬に安産のお願い事も書いて、境内で記念写真もパシャリ。 一通りの儀式を終えて神社を後にすると、なんだか不思議な感覚が…。
これまでのつわりによる吐き気や気持ちの悪さがまるで嘘だったかのように、体が急に軽くなったのです!
「あれ? ヨロヨロ、ノロノロ歩きじゃなくて普通に歩ける。背筋が伸ばせる!気持ち悪くも、吐き気もまったくない!この感覚...!この普通の状態の感覚、久しぶり!!」
と、まるで憑き物が落ちたように気持ちも前向きになり、なんとその帰りには外食でしゃぶしゃぶを食べることができました。
家を出るときは「どうせ途中で気持ちが悪くなって、すぐに帰ることになるだろうな」と思っていたのに…!
この戌の日のお参りを境に、あれほど毎日苦しんだ吐きづわりがはっきりと落ち着きました。
つわりが段々と落ち着いて来た頃に行ったことや、久しぶりの外出でリフレッシュできたことが良かったのだろうとは思いますが、フッと急に楽になったタイミングが神社を出る時だったので、ご利益があったのかな!?と本気で思いました。
ちなみに、六曜をやたら気にしていましたが、私たち夫婦が結婚した日は仏滅。
戌の日も大安ではなかったけれど、結婚生活も楽しいし、娘も安産で無事に生まれたし、気にしなくて全然大丈夫!なんですよね。
でも、いざその時になるとより良い日取りを!と思ってしまいますね。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:えん
年齢:30代
子どもの年齢:娘1歳
30代凡人。過去の話や現在の日常をイラストで描いています。夫・ハト氏と、娘・ぽっぽちゃん(2022年2月誕生)の3人暮らし。
Instagram:@tamago_en
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