胎動ってどんな感じなんだろう、とワクワクドキドキしていた一人目の妊娠中。
生後5ヶ月ぐらいから、おなかの中をポコポコと何かが動く感覚が連続してあり、(胎動というのはコレだな)とわかりました。妊娠していない時で言うと、ごはんを食べて胃腸が消化をしている時に、おなかの中を小さいガスが動く時とよく似ていると思います。
そして胎動が何かわかると同時に、(私は本当に妊娠したんだ、、、生き物が私のおなかの中にいるんだ、、、)と改めて認識しました。
“ポコポコ”だけだった胎動も、臨月近くになると、(これは完全に人間が私のおなかの中にいるわ。)と思うぐらいはっきり人間の動きをしているのがわかるようになりました。
特に足は力強く動くのでわかりやすくて、外から見ていても足だとわかる出っ張り方をするので、「あんよで蹴ってるね~」と出っ張った部分を触って赤ちゃんとコミュニケーションをとっていました。
それだけ良く動く赤ちゃんでしたが、全然動かなくなってしまう時が2種類ありました。
1つ目は、私が、「今動いてるよー!触ってみて!」と言って旦那を呼んでおなかを触ってみる時、わかっているんじゃないかな!?というぐらい全く動かなくなる赤ちゃん。
一方で、早朝と夜寝る前になると、臨月になってもドコドコ動き出し、出産する前から私のことを寝不足にしていました。一度うっかり仰向けで寝てしまったことがあり、明け方動き出した赤ちゃんに重力と共に胃を思いっきり蹴られ、悶絶しながら起きたこともありました。
旦那になんとか胎動を感じてもらうために、寝るときにおなかに旦那の足や腕が当たるようにして寝ていました。こうすると、赤ちゃんもリラックスした状態になるのか、一番動く寝る前だからか、沢山動いてくれて、旦那も私と同じように胎動を感じることができました。
2つ目は、産婦人科で受けるノンストレステストの時。
臨月になって、出産直前の健診では毎回心音と胎動が正常かどうか測るノンストレステスト、という検査があるのですが、この時も赤ちゃんは全く動かず、こういう時に限って寝ていました。
揺らしたりしても全然起きず、テストにならないので、何回か再検査をして最後は胎動はよくわからないまま帰されたことも、、、。
その帰り道はバッチリ沢山動いてくれたのですが。
産後、赤ちゃんを観察していると、何度掛け直しても掛けていたバスタオルをビヨンビヨンと足で蹴っていて、(おなかの中でもこんな風に私の内臓を蹴っていたのね~、、)と、妊娠していたころを思い出して一層愛おしく感じました。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:園内せな
年齢:30代
子どもの年齢:4歳、1歳
猫好きで猫アレルギー持ちのイラストレーター。たてものの設計のお仕事をしていたけれど、育児中につき設計のお仕事はおやすみ中。妊娠してから極度のテレビっ子に。朝ドラは朝も昼も観る。
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