こんにちは、おのりです。
2018年に長女を、2022年に次女を出産し、SNSで育児に関する絵日記を描いています。
今回は、長女を妊娠する前に一度流産してしまったことについて書きたいと思います。
夫婦でそろそろ子どもができたらいいね、と話し合ってから割とすぐに妊娠することができました。
初めての妊娠にワクワクが止まらず、まだ早いかな〜とは思いつつも妊娠検査薬で陽性が出た次の日に産婦人科を受診しました。
するとやっぱりまだ早かったようで、胎嚢しか見えませんでした。
「また1週間後に来てね、その頃には心拍も確認できると思うよ」と言われその日は帰りました。
ただ、先生がエコーを診ながら、「胎嚢の形がちょっと悪いかな…」とボソッとおっしゃっていたことが少し引っ掛かっていました。
そして1週間後の妊娠7週目に再度受診。
胎芽は確認できましたが、心拍はまだでした。
妊娠6週目に心拍が確認できることが多いと聞いていたので、一気に不安になりました。
前回胎嚢の形が良くないと言われたことも相まって、もしかして流産してしまうかもしれない…?と家に帰ってから検索魔に。
調べても調べても不安で、もし流産してしまったら辛いから、あまり期待しないようにしよう…と思うことにしていました。
そして1週間後の受診。
なんと、
もう駄目かもしれないと思っていたので本当に嬉しかったです。
夫にも報告し、母子手帳はいつ取りに行こうか?とそんな話をしていました。
しかし、その日の夜、出血の感覚が。
慌てて確認すると真っ赤な鮮血でした。
量は多くなかったのでとにかく安静にするしかないと思い、すぐに横になって眠りました。
けれど夜中3時ごろ腹痛で目が覚め、どんどん脂汗をかくほどの痛みに。
痛みに耐えかねてトイレにいくと、何かがドゥルンと出た感覚がありました。
トイレを覗くと血の塊。
この時のことは今でも後悔しているのですが、パニックで何故かそのままトイレを流してしまいました。
ナプキンにも血の塊があったので、とりあえずそれを袋に入れて産婦人科に向かいました。
内診してもらい、「子宮の中綺麗になってるね。残念だけど流産です」と言われ、覚悟はしていたけど涙が止まりませんでした。
先生がナプキンの中を確認してくれましたが、赤ちゃんの姿はなく、やっぱりトイレに流してしまった可能性が高いとのことでした。
しばらく涙が止まらず、看護師さんが別の個室を用意してくれて側にいてくれました。
私の場合は初期の完全流産で、胎嚢もすべて子宮からなくなりその後の処置もなく、負担は少なかった方でした。
それでもやっぱり辛かったです。
けれど、流産してしまう前に心拍を聴かせてくれたことは今でも嬉しく思っています。
しばらくは落ち込んでいましたが、時間が解決してくれたのと、その後生まれた長女が気持ちを癒してくれました。
今回の話で不安にさせてしまったらごめんなさい。
もしも、もしも流産となってしまっても、自分を責めたりしないでくださいね。
初期の流産はどうしようもないもの。けれど、辛いですよね。
今辛い気持ちの中にいる人にも、“お腹にきてくれて有難う”と思える日がいつか来ますように。(そして血の塊やナプキンは絶対病院に持っていきましょうね…!)
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:おのり
年齢:30代
子どもの年齢:4歳、1歳
4歳と1歳の娘と、夫と4人で暮らしています。絵を描くこととお菓子、パン作りが趣味のこもりがち主婦です。うさぎが好きなあまり自画像がうさぎです。
Instagram:@hanami030407
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