妊娠超初期のチクチクする下腹部痛がある度に「がんばれ！」と声がけ！　by 小森うに

こんにちは！
5年半の妊活・不妊治療を経て妊娠・出産し、現在1児の子育てをしている「小森うに」と申します。

Instagram・ブログで不妊治療、妊娠・出産・子育てについてエッセイ漫画を描いています。

『妊娠超初期の下腹部痛やチクチク感について』

あなたは、妊娠超初期に下腹部がチクチクするような感覚を経験したことがありますか？
子宮のあたりがツンツン、チクチクとする感じ。勘違いかもしれないけれど、なんとなく気になる…ということ、ありますよね。

私はこの「下腹部チクチク」を何度も経験しました。

一般的によく言われているのは、「下腹部のチクチク」は「着床痛」と呼ばれるものです。
着床したときに感じる痛みだと言われています。

『チクチクするけど、妊娠？』

このページを見に来られた方は、どんな気持ちで来られたのでしょうか？
「チクチクしているけど、もしかして妊娠？」「赤ちゃんが欲しいのに、チクチクしない。今回もダメだった？」
いろいろな気持ちがあると思います。

私の経験では、正直に言うと、チクチク＝妊娠とは限りませんでした。

私は5年半の妊活・不妊治療をしていました。その間に何十回もの下腹部のチクチクを経験しました。
そのチクチクは、妊娠判定で完全に陰性のときも、化学流産だったときも、陽性で出産に至ったときも、様々なパターンで出現しました。

特に体外受精では、受精卵を移植するので、「そろそろ着床する時期だな」というのが自然妊娠よりも具体的にわかります。
そのため、妊娠していて欲しいという期待から、少しの変化も過敏に感じ取り、チクチクをより感じていたのかもしれません。

『着床痛は本当にあるの？』

調べてみると、着床痛は医学的に証明されているものではないそうです。
子宮の収縮による痛みだと説明する医師もいるようです。
ですので、この痛みがあるから妊娠している、ないから妊娠していないというのは、あまり関係ないようです。
私自身の体験からも、それは正しいように思います。

でも、私は治療中、その事実を知りながらも、この痛みを「卵が着床を頑張っている証拠」と捉えることにしていました。（勝手にですが。笑）

やっとの思いで育った受精卵が戻ってきてくれて、チクチクとお腹が痛んだ時には、「もしかして卵が今、頑張っているのかな」と、とても嬉しく感じていました。

着床できないかもしれないけれど、今は確実にお腹にいて、卵が精一杯頑張っている。
そのことをチクチクが証明してくれているようで、この痛みが好きでした。
チクチクと痛むたびに、「頑張れよ！」と声をかけたりしていました。