まだはっきりとしたお腹のふくらみがわからない妊娠初期。どんな服装がいいのかなと迷いますよね。
「マタニティウェアを用意しなくちゃ!」と思ってしまいますが、あわてて買わないのがおすすめです。
実はわたし、こんな失敗をしています。
個人差はありますが、お腹のふくらみがはっきりとしてくるのは妊娠中期ごろです。妊娠初期はあまり目立ったふくらみはありません。
そのため妊娠初期は「マタニティウェア」として新しい服を用意しなくても、自宅にある「下半身や腰回りがゆったりとした服」を選べば大丈夫。
わたしも妊娠初期は、すでに持っている服の中から「お腹を圧迫しない服」を選んで着ていました。
ウエストがゆったりとしたゴムの服や、ワンピースなどがお腹を圧迫せず、着やすいですね。
クローゼットの中の服を確認して「これならゆったりしている」というものがあれば、妊娠初期はマタニティウェアをわざわざ買うことはありません。
ふらつくことがあると困るので、靴はヒールのないぺたんこのものがいいですね。
「妊娠初期は新たに買わなくても大丈夫」といっても、お腹はだんだんと大きくなっていくもの。「この先使うから」と思って、マタニティウェアを用意しておきたいですよね。
わたしの場合、妊娠初期の間は夏で、後期に近づくにつれて冬になっていくことから
・マタニティ用のジーンズ
・マタニティ用のタイツ
などを早めに用意しておきました。
ジーンズやタイツは、産休に入るまでの秋と冬の間に、通勤用として使うもの。体を冷やさないために、との考えでした。
ところが、わたしは夏が終わるころに切迫早産になり、そのまま妊娠10か月まで寝たきりの生活を送ることになったのです。
つまり、出勤もしなければ外出もしない。毎日ずっとパジャマの生活。
結局ジーンズもタイツもほとんど出番はありませんでした。
「せっかく買ったからもったいない!」と思って産後に履いてみたものの、やっぱりウエストの部分がすごーくゆるくて…。
早めに買わなくてもよかったなぁ、なんて後悔してしまいました。
どのようなマタニティ生活を送るのかは人によってそれぞれです。「使うかも」と思って早めに用意しておいても使わないこともあるので「使う!」というタイミングになってから用意するのがおすすめです。
インターネットの通販などで、自宅にいながら気軽にマタニティ用品が買えますからね。
妊娠初期、特に初めての妊娠のときは「あれもいるかな」「これもいるかな」といろいろと気になりますよね。服装もどうしたらいいかと迷ってしまうでしょう。
でも、まずは手元にある服で「お腹を圧迫しないもの」があればそれで大丈夫。妊娠中期や後期に着るマタニティウェアも必要になってから購入することで「ちょうどいいもの」や「すぐに使えるもの、必ず使うもの」を選べます。
お腹は急に一晩で大きくなるわけではなく、ゆっくりと大きくなっていきますので、お腹の様子を見つつ、圧迫しない服を着てみてくださいね。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:なつめももこ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:4歳
滋賀県在住のライター&イラストレーター、管理栄養士。人間関係に悩んでいた正社員時代に「負の空気を背負ったまま娘と接するのはよくない!」と思い、退職してフリーランスに。Twitterやインスタで、日々の子育てや出産時のことなどを発信中。
Twitter:@natsume_momoko
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ブログ:なつももblog
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