階段を少し登るだけでハァハァ息切れ…妊婦なのに低血圧すぎて大丈夫？ by おのり

こんにちは、おのりです。

2018年に長女を、2022年に次女を出産し、 SNSで育児に関する絵日記を描いています。

今回は妊娠中の低血圧について。

私は元々血圧が低い方でした。上が90、下が60くらい。

なので、妊娠中の血圧に関してはあまり心配いらないかも、と思っていました。

というのも、【妊娠高血圧症候群】という病気があることは知っていたので、 “妊娠中は高血圧になりやすい” ＆ “高血圧にさえ気をつけていれば大丈夫” と思っていたからです。

多少血圧が上がっても、元々低いから大丈夫そうだな！と気楽に考えていました。

が、妊娠中期の健診でのこと。

血圧を測ると、上が60、下が32………

妊娠前よりもさらに下がっていて、これは大丈夫な数値なのか？！？！と見たこともない数値に焦りました。

慌てて健診で先生に相談すると、

数値が高いと問題だけど、低い分には大丈夫！と言われました。

先生がそう言うなら大丈夫なんだろうな、とは思いましたが、実は私の姉も普段から低血圧で、一度駅でバターンと倒れて救急車で運ばれたことがあるので、大丈夫とは言われても不安が残りました。

外を歩いていて急に倒れたらどうしよう、と外出中も不安でした。

階段を少し登るだけで、50メートルを全力で走ったくらいゼェハァ息が上がってしまうこと、

立っているだけでふらついてしまうこと、

めまいなどの迷走神経反射を起こしてしまうこと、

など、実際に低血圧が原因かもしれない症状があり辛かったです。

それでも、先生からは「血圧を下げることは薬でできるけど、血圧を上げることは難しく、治療も特にすることはない」と言われていたので、自分でできることをするしかありませんでした。

とはいえできることと言えば、ゆっくり歩く、ふらついたらすぐに座って休む、など無理をしないことくらい。（タンパク質を積極的に摂る、有酸素運動をする、なども血圧を上げるのに効果的なようですが、つわりも残っておりそれどころでは無く…泣）

中期から出産するまではずっと低血圧のまま変わりませんでした。

息が上がりやすかったり、ふらついたりするのも出産まで続きました。

まさか妊娠中に高血圧ではなく低血圧で悩むとは思ってもいませんでした。

低血圧で悩んでいる妊婦さん、数値自体は特に気にしなくても大丈夫なようですが、実生活で症状が出ていると辛いですよね。

とにかく無理なく過ごすことを第一に考えて下さいね。

それくらいしかできることがないもの辛いところですが…！

ちなみに、不思議なことに出産後は気付いたらいつもの血圧に戻っていました。

著者：おのり
年齢：30代
子どもの年齢：長女 2018年生、次女 2022年生

2人の娘と夫の4人で暮らしています。絵を描くこととお菓子、パン作りが趣味のこもりがち主婦です。うさぎが好きなあまり自画像がうさぎです。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。