いつもの方もはじめましての方も、こんにちは。“えん”と申します。
現在2歳の娘を育児中。
今回は妊娠中の外食のお話です。
はじめての妊娠中の方は、「赤ちゃんが生まれる前にやっておきたいこと」がいろいろあるのではないでしょうか?
私の場合、その中のひとつが「外食」でした。
結論としては、行けるだけ行きました。そして、行って良かったです!
妊娠初期から中期にかけて辛いつわりに悩まされたものの、つわりがおさまってくるとそれまで食べられなかった欲が大爆発して、食べることが何よりの楽しみになっていた私。
吐きづわりで10キロ近く体重が減ったため、体重増加を特に心配する必要がなかったことが拍車をかけていたと思います。
「赤ちゃんが生まれたら外食もあまりできないだろうし!」という考えを免罪符に、妊娠前の頻度以上に外食に出かけました。
かわいい洋食屋さんやホテルのバイキング、焼肉、ゆっくりできるカフェ。 妊娠中に気をつけなければいけない生物やアルコール類、カフェインが含まれる物には気をつけながら外食を楽しみました。
その中でも思い出に残っているのは、妊娠32週の頃に夫と食べに行ったフレンチのコース料理。
私の中で「赤ちゃんが生まれたら行けないところ」の上位に食い込む場所です。
早速リサーチして行ける範囲で良さげなお店を予約。
しかしコースの内容にはミディアムレアのお肉や新鮮な魚のカルパッチョなど、妊娠中に食べるには躊躇するものが含まれていました。
口コミを見ると「妊婦に配慮してもらえた」という内容をちらほら見かけ、お店に電話して相談し、生物にはしっかり火を通して欲しいことやアルコールを避けたい旨を伝えました。
元々のメニューと異なるので「シェフの方も不本意だろうな…」という気持ちもあったものの、お店の方はとっても快く引き受けてくださいました。
そしていよいよ当日、コース料理スタート。
前菜やスープなど、見た目にもこだわりのある嬉しい料理の数々。
ひとつひとつを胃に収めながら「これが最後の前菜」「これが最後のスープ」…としっかり堪能していきました。
メインはお肉料理。夫に提供されたのはミディアムレアのピンク色をしたお肉。一方で私の方はとってもしっかり火が通ったピンク色はまったく無い褐色。
ミディアムレア、おいしそう…という気持ちはありますが、しっかり要望に応えてくださったことに感謝!
「フレンチでこの色のお肉見ることなかなか無いかも?」と思うと同時に、「赤ちゃんのことを思っての色なんだよなぁ…」と、肉の色に対してさえしみじみとした感情が湧きます。
食後のドリンクには普段のドリンクメニューには無いカフェインレスのものを追加で用意してくださっていて、そんなさりげない心遣いにも嬉しくなりました。
娘が2歳になった今、外食といえばフードコートやファミレスがメインになり、娘も食べられそうなメニューを選ぶことが増えました。
次にコース料理が堪能できるのはもう少し先になりそう。でも、娘と行く今の外食もきっと後になればかけがえのない思い出。
そう思いながらいつものうどんを注文するのでした。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:えん
年齢:30代
子どもの年齢:娘1歳
30代凡人。過去の話や現在の日常をイラストで描いています。夫・ハト氏と、娘・ぽっぽちゃん(2022年2月誕生)の3人暮らし。
Instagram:@tamago_en
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