つわりの真っ最中、保健センターに母子手帳の交付に向かいました。
見た目はまだ変化はありませんでしたが、実際の体調は絶不調。
頭はクラクラ、胃はズキズキしながら窓口に出向きました。
窓口で書類を1枚記入すれば交付されるのかなと思っていましたが、実際はそう簡単にはいかず、書類を一枚記入しては説明、記入しては説明の連続でした。
つわりの回でもお話したとおり、私のつわりは少しの時間でも空腹になると胃が痛くなり具合が悪くなっていたので、手続きの最中もどんどん具合が悪くなりました。
おひとりで手続きに行かれる場合は、飲み物などを持参したほうが良いかと思います。
その時に受け取ったのは、母子手帳以外にも、マタニティマークや、妊娠6ヶ月から使える「思いやり駐車場利用許可証」などがありました。
広島県では、思いやり駐車場制度があります。
障害のある方の駐車スペースと兼用ですが、高齢の方、けが、妊娠などによって、車の昇降や歩行の困難な方に対して、公共施設やショッピングセンターなどに、専用スペースが設けられています。
それらの「思いやり駐車スペース」を利用できる許可証を交付して頂けました。(対象者が申請をだして許可されれば交付される仕組みになっています)
妊婦さんが利用できる期間は妊娠6ヶ月から、生まれたお子さんが1歳半になる月まで、と決められています。
利用できる場所は限られていますが、県内の大きなショッピングセンターには大体「思いやり駐車スペース」が多数設置してありました。
実際、妊娠中の体調が悪い時や、生まれて間もない頃、何度か使用させて頂きましたが、本当に助かりました。
専用スペースは限りがあるので、出来るだけ使わないようにとは思っていましたが、いざという時には許可証があると思えるだけで、外出する気持ちにも違いがありました。
妊娠する前から「思いやり駐車スペース」の存在は知っていました。
利用されている様子も見ていたし、大きなショッピングセンターでは駐車スペースの近くで、「このスペースは妊娠されている方、お体の不自由な方などの専用スペースです…」という風に、音声アナウンスが流れているので、認知度も高いようです。
私個人としては、みなさん温かい目線で見守ってくださっているように感じました。
妊婦さんだけではなく、1歳半までのお子さんを連れた家族も利用できるので、どうしても女性限定となってしまうマタニティマークよりも使いやすいのだと思います。
許可証は車のルームミラーにひっかけられるフック型で、使用できる期間が終ったら郵送などで窓口に返還するシステムになっています。
現在、実施されている自治体は全国的にもまだ少ないですが、すこしずつ増えているようです。
結局、すべての手続きを完了するには1時間ちかくかかりました。代理人の申請でも大丈夫なようなので、こんなに長くかかるとわかっていれば、夫に取りに行ってもらえばよかった…と感じました。
その時書いたのは、そのほとんどが「住所・(私の)氏名・(私の)生年月日」で、夫でも書ける書類だったので…。
ただ、平日保健センターが開いている時間、という制約があるので、夫に申請してもらうのもなかなか厳しかったかも知れません。
終わった頃には胃痛は最大限マックスになっており、何か食べたい、せめて何か飲みたいと、すぐ近くのスーパーに駆け込んだのでした。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ゆうひまほ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:1歳
36歳で妊娠出産、現在元気いっぱいな一歳男児を必死で育てています。広島を愛するアニソンヲタなミーハー主婦。
イラストだけでなく、手芸やDIYも好きな、「なんでもとりあえず自分でやってみる」派です。現在はそれらに没頭する時間が無いのが悩み。
ブログ:よいやさのゆっちサン
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