朝6時半頃うっすら目が覚めた時、「あれ?なんだかパンツが濡れてるなー。おりもの多く出たのかなー。それとももしかして破水かな?いやいやそれはまだ早いしなぁ」と思い、とりあえずトイレへ行きました。
パンツを見てみると無色透明で、この時はおりものか破水かは判断がつきませんでした。眠かったこともあり、あともう一眠りしてからもう一度確認しようと、8時頃まで寝ました。
少し眠り、もう一度トイレへ行くとナプキンにピンク色の水が!
「これはもう破水で決定だ!」と確信しました。
「36週でまだ早いし、入院の準備もしてない、水通しもしてない、赤ちゃんグッツもまだ全部揃ってない、今週来週と友達との予定が色々あるのに!これから24時間以内に出産なの!?」
と色々考えながらも、とにかく入院の準備しなきゃとカバンへ色々詰め込みます。
ある程度準備が整ったので病院へ連絡すると、すぐ来てくださいとの事だったので、タクシーを呼んで産院へむかいました。
まずは診察してもらい、内診。内診ぐりぐりは噂通り痛かったです(/ _ ; )
やっぱり破水していて、子宮口は1.5センチとのこと。
先生からは36週ではあるけれど、大きさは推定2970gで、産むには充分な体重なので大丈夫でしょうと言ってもらい少し安心したのを覚えています。
今すぐ入院して、今日は自然に陣痛が来るのを待ち、来なければ明日陣痛促進剤になると言われました。
まだ実感がないまま、言われるがまま入院。
夫と親に連絡しました。
母は私よりテンパってたけど、「大丈夫だからね!」とすぐ病院へ来てくれました。
モニターをつけてもらい赤ちゃんの心音とお腹の張りをチェックすると、赤ちゃんは元気なようでした。痛みは強くないものの、お腹の張りも定期的に来ていました。
助産師さんに「体は準備してるんだねー」と言われて、そうなんだぁと少し実感。
結局その日は陣痛も来なくて、ちょっとした下腹部痛だけだったので、夫とおしゃべりしながらいつも通りの夜を過ごして寝ました。
翌日、朝9時に陣痛促進剤を打ちました。最初はなんともなかったけど、お昼くらいには陣痛が来て10分間隔に。
まだ耐えられる痛みだけど、「これ以上は無理!次は無痛分娩にする」と泣き言を言いました。
寝てるよりもバランスボールに乗り、前に置いたクッションに寄りかかる姿勢が一番楽で、しばらくずっとバランスボールに乗ってました。
助産師さんに教わったマッサージを夫がしてくれて、陣痛の度に腰をさすってもらい、かなり痛みが軽減されました。
だんだん痛みが強くなり、2時位には痛みがマックス!間隔もどんどん短くなり、この時はおそらく1〜2分だったと思います。
便が漏れそうな感覚があり、夫の前で絶対に漏らしたくないと思い、陣痛の合間にトイレに行きました。
結局、便は出ず「陣痛が来た時にいきまないでね」と助産師さんに言われたにも関わらず、陣痛が来た時トイレでいきんでしまいました。
助産師さんから「分娩台に移動しましょう」と言われ、夫とママと分娩室に移動。
ここからは陣痛が来るたびいきむの繰り返し。いきむたびに赤ちゃんが少しずつ出てくるような感覚がありました。
1時間位陣痛が来るたびにいきむを繰り返すと頭がでて、先生が来てくれて会陰切開をし、最後はいきまなくてもするんと出てきてくれました。
分娩台にのってから、約2時間で誕生してくれた我が子。
分娩所要時間は約7時間でした!
これ以上長い時間がかかったら、私無理だったかもしれません。きっと気を遣って早めに出てきてくれたんだなぁ、本当にいい子だなぁ。
私達の元に来てくれてありがとう!
終わってみれば、思い出に残るいいお産でした!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ゆぴ
32歳、初産です!
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