私が通っていた病院は個人病院だったため、NICUがありません。
なので救急車で大きな病院へ運ばれました。
初めての救急車!
痛みでずっと救急車の中で「痛いーーーー!!!!」と叫んでいました(^^;
助産師さんが一緒に乗って下さり、ずっと腰を強く押してくれていてそれが本当に助かりました。
手を握っては「頑張ろう!同じように息をしようね、大丈夫よー」と励ましてくれました。
この時陣痛は4分間隔でした。
30分後、病院に着くと先生と看護師さん助産師さんの連携プレーであれよあれよと着替えに点滴、、、何がなんだかで分娩室!!!
この4分の間隔の間にフーフー言いながら化粧を落としてまた陣痛に耐えていると、、、
暑い、、、だるい、、、
汗が止まらない!
それもそのはず。前期破水が原因で熱が40度近くあったのです!
先生が来て「なかなか強い陣痛が来ないのとふゆださんの体力も心配ですから、帝王切開で産みましょう」と!!
ここからの展開が早い早い!
先生に、「横で切ります?縦がいいです??」と聞かれ、帝王切開に全く詳しくない私は選べることにびっくり!
横は、傷は目立たないけれど時間がかかり、術後は縦に切った時よりも痛む。
縦は、傷が目立つけれど少し早く終わり、術後も横に切った時より治りが早い。
と簡単に説明してもらい、私は横切開を選びました。
車椅子で手術室へ行くと、ドラマでしか見たことがない光景に緊張で震えが止まらない!
そして陣痛がまだ続いているので少しパニック状態!
人が多く、私を担当してくださる先生、看護師さん、助産師さんの他にもすぐ対応できるようNICU新生児担当の先生(今後2歳半になるまでお世話になりました)も待機していました。
緊張と痛みで腰からの麻酔の痛みなんて感じないほどでした。
今だったら大騒ぎする痛みだったと思う、、、涙
看護師さんに、「息苦しくなることがありますからね」
と言われて呼吸器が付けられました。
じわーっと温かくなってきて感覚がなくなりいよいよ手術が始まります。
く、苦しいー!!!
本当に苦しい!!!
息が出来ず震えが止まりません。
不安な私の手をずっと握っていてくれた助産師さんに伝えたいー!
が、、、苦しすぎて声が出ない!
麻酔の影響なのか、緊張で過呼吸になっていたのか、、、
息をするのが精一杯で時々意識が遠のきます。
この地獄いつまで続くのー!?
と、その時
「もうすぐ赤ちゃん出てきますよ!」の声が!
「ふえーん」と小さな泣き声が聞こえました。
まだふにゃふにゃでとっても小さな赤ちゃんが、たくさんの管をつけて保育器の中にいました。
「見えますか?ふゆださんおめでとうございます!赤ちゃん無事ですよ!女の子ですよー」と先生に言われ、顔を一生懸命見たいのに涙が溢れて溢れてぼやけてしまう。
よかった
本当によかった
娘を担当してくださる先生が
「ここからはNICUに私が連れて行きますね、赤ちゃんも頑張ってますからね!」
とおっしゃってくれました。
まだ私の手術は終わっていません。
赤ちゃんも頑張ってる!お母さんがへこたれてちゃだめだ!
頑張るからね!
それからどれくらい経ったのか分かりませんが無事に手術は終わり、ほっとしたのか体の力が抜けて目を閉じました。
本当によかった、、、
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ふゆだこん子
年齢:30代
子どもの年齢:1歳
ふゆだつらら(1歳)女の子のお母さんです。人見知りで自己主張薄めの娘との毎日!
家族の中では自己主張強めなつららに奮闘中。日々、楽しいことを見つけながら過ごしています。
Instagram:@fuyuda__conco
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