排卵予定日検査薬を使って3ヶ月目のことです。
検査薬の判定がはっきりしない状態が続いていました。
生理はあるのに排卵がないかもしれない…妊娠しないのは年齢のためではなく不妊症なのではないかと考え始めていました。
旦那さんに相談することも考えましたが、「二人のままでいい」と言われても「離婚しよう」と言われても、どちらにしても悲しい気持ちになりそうで、言い出せないまま一人問答をする日々が続いていました。
旦那さんと夫婦でい続けるために、病院には行かず不妊かどうかをあいまいにして妊活を続けるか…
子どもに恵まれないのであれば、子どもを欲しがっている旦那さんが他の人と結婚し直せるように早く解放するべきか…
答えを出せないまま、とりあえず排卵予定日検査薬を使ってタイミング法を継続。
旦那さんは、私が不妊症かも知れないと悩んでいることを知る由もなく、生理が来るたびに妊娠できなかったことを慰めてくれていましたがー
体に異常がある可能性を黙っていることは、一緒に妊活を頑張ってくれている旦那さんを騙すようなことだと思っていましたし、旦那さんと一緒にいたいという私のエゴで彼の時間を奪っていると思っていました。
そのため、いつも申し訳ない気持ちがいっぱいで、「排卵してないかも」は大告白であり、「病院に行く」は一世一代並の大宣言でした。正直に話したことで、旦那さんを怒らせて愛想を尽かされても止むを得ないとさえ思っていました。
ところが、旦那さんの反応は拍子抜けするほどさらっとしたもので、一人でジタバタしていたことが馬鹿らしくなるほどでした。
そして、何故か病院に行くことを楽しみにしている旦那さんの様子に心が救われました。
本当にさっさと言えばよかった…
結婚して1年弱、38歳目前。
やっと自分の体と向き合う決心がつきました。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:Taro(たろ)
年齢:41歳
子どもの年齢:0歳10カ月
7歳年下の旦那さんと40歳で出産した息子と過ごす在宅ワーカー。夫婦の日常、子育てのことをインスタグラム 「Taro記:今日もほのぼの生きてます」 でゆるゆると描いてます。
インスタグラム:@taroki_hnbn
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