こんにちは。白目みさえです。
今はもう「母乳にしなさい」とか「ミルクにしなさい」とかあまり言われなくなってきているのでしょうか。
私が出産したころも「絶対母乳で!」という風潮は少しおさまっていたものの、「特別な理由がないなら母乳でいきましょう!」って感じで、「どっちでもいいけど母乳優勢」な雰囲気でした。
ただ私は最初から「早めに仕事に戻るつもりなので、預けられるようにミルクも母乳もやっていきます!」と決めていました。
託児所や保育園に預けるにせよ、姑や旦那にちょっと預けるにせよ、「完全母乳」だとちょっと困るかなと。
我が子が絶対に母乳しか飲まないならともかく
飲めそうならミルクもあげますーってスタンスでした。
母乳が最初からジャンジャン出ていたわけでもないので、足りなければミルクをあげていたこともあり、しっかり混合を受け付けてくれた娘。
出産後入院している間は本当にそれだけが理由だったのですが…。
退院後は少しちがう理由が浮上してきました。
「これは…私の場合、混合じゃないと」と思うようなきっかけがあったのです。
それではここで当時の私の食生活をご覧ください。
初めての育児でてんやわんやだった私が削ったのはまず自分の食事の時間。
そしてパンを食べると胸が張り、糖分や乳製品を食べたあとは子どもの湿疹が酷くなったような気がしていたり(本当にそれが原因かわかりませんが…)、果物や卵はアレルギーが怖い…ってなってくると食べられるものがどんどんなくなって、最終的にはさっと食べられるという利点もあって「塩おにぎり」に落ち着いたわけですが。
朝も塩おにぎり、昼も塩おにぎり、夜も塩おにぎりの生活を続けていた私。
(この食生活で作られた私の母乳…栄養という点で全く信頼が置けない…)
って思っていました。
もちろん栄養満点の母乳を作ることができるような食生活をすべきなんでしょうけど。
そんな余裕あるかいな!
こちとら育児ビギナーやぞ!
キャンプで初心者がいきなりアクアパッツアなんか作れませんやん。
テント張るのと火起こすのでヒーヒーで結局「煮込んどいたらいいか」ってハズレのないカレーになりますやんか。
こちらのお腹がすいても、眠くても、どっか痛くても、子どもは寝ないんです。
それでも母乳はお腹が減るから、とにかく何か食べるだけで精一杯!
そりゃきっと昔の人はおにぎりだけでも十分母乳作れてたと思いますけどね。
人間の体的にもおにぎりだけで十分かもしれんけど。
私はどうしても自分の母乳に栄養面での信頼が置けませんでしたので。
ミルクなら「必要な栄養素」が入ってると思い、私の中では「栄養補助食品」的な位置付けで必ずミルクを飲ませていました。
もちろんこれが正しいってわけじゃないですけど。
なんとなく私のメンタルが保たれた方法でした。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:白目みさえ
年齢:30代
子どもの年齢:7歳、6歳
心理師として精神科に勤務するとしごの母。生粋のオタクです。基本的に白目をむいて育児をしており、その様子をカルタにしたものを増産しています。ライター、イラストレーターとしても活動中。
インスタグラム:@misae_mon
NAPBIZ公式ブロガー:「日々白目むいてます」
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