こんにちは。1年生の息子と1歳歳11ヶ月の娘を育てているすずかと申します。
一人目の息子を産んだ時、初めて経験する陣痛は想像を絶するものでした。
二人目の娘ができた時、嬉しさと共に蘇ったのはこの時の陣痛の痛み。
しかし当時はアメリカに住んでいたので、能天気に構えていました。
現地で出産経験があるママさん達によると、無痛分娩でとても楽に産めたとのこと。
パパも「へー無痛が普通なんだね」と前向きな反応。
英語に不安はあるけれど、あの痛みを経験せずに赤ちゃんと笑顔で対面できることを楽しみにしていました。
ところが状況は一転し、新型コロナウイルスが流行してしまいます。
病院がPCR検査優先になり、妊娠中の健診が受けられなかったりと雲行きが怪しくなってきました。どんどん感染者数が増えるなか、ついにパパの会社から帰国の指示がでます。
日本の家の近所の産院に連絡し、なんとか受け入れてもらうことができました。
無痛で産めない!!
再び陣痛の恐怖が蘇ってきました。
二人目は一人目より分娩時間が短くなるって聞くし…。
でも、でも、やっぱり怖い…。
ネットで陣痛の痛みを和らげる方法を検索する日々を送り、なんとか覚悟が決まった頃、次の健診となりました。
まさかの転院!!
そこの病院では対応ができないとのことで、大きな病院に転院することに。
妊娠糖尿病になっていたことはとてもショックで、赤ちゃんを無事に産めるだろうか、大好きな白米が食べれないのだろうかなど、色んな事が頭をよぎりました。
ですが先生が明るく「無痛分娩ができるよー」と言ってくれたことで少し気持ちが和らぎました。
転院先の病院では妊娠糖尿病の治療と共に無痛分娩の説明を受けました。
・陣痛が始まってから麻酔を行うため、お産の進みが早いと薬が効き始める前に産むことになる可能性があること
・麻酔についての副作用
・無痛分娩の費用…
費用!!!そうでした。 アメリカで出産する時は保険でカバーができるのですが、日本では無痛分娩は自費。プラスで10万円くらいかかります。
数時間の痛みのためにそんな大金を払っていいのか…。痛みに耐えればそのお金は出産後のアレやコレに回すことができる。
でも、でも、でも、やっぱりあの痛みは辛い!!
パパに相談してみると、「お金であの痛みを回避できるならやるべきだよ!」と快諾してくれました。
その後、逆子が治らなくて外回転術を受けるなどしましたが、妊娠糖尿病とも上手に付き合うことができ、
産後1日目から母子同室で授乳ラッシュが始まりましたが、体力が残っていたためなんとか乗り切ることができました。
妊娠出産は奇跡の連続。身体に起こる奇跡だけではなく、奇跡のような巡り合わせで全てが良い結果となりました。
アップダウンが激しい無痛分娩への道のりでしたが、今ではとても良い思い出となっています。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:すずか
おしゃべり息子のおかげで賑やかな日々を過ごしていたのですが、娘が産まれてさらに賑やかになりました。 インスタでゆるゆると子育て絵日記を描いています。
インスタグラム:@suzuqua
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。