こんにちは1年生のおしゃべり息子と2歳のおしゃべり娘を育てているすずかと申します。
今回は二人目の娘を妊娠中の出来事。妊娠3ヶ月位の時の話です。
長男の妊娠後期に感じていた皮膚がひっぱられるかゆさとは違う種類のかゆみがありました。
皮膚の表面は滑らかでブツブツもありません。
当時はものすごく乾燥する気候に住んでいたため、妊娠する前にも乾燥して皮膚が痒くなることがよくありました。
肌に優しいことをしよう!と下着を綿100%でお腹をすっぽり覆えるものに変更。
加湿器を常に最大出力で稼働し、保湿クリームをたっぷり塗ることにしました。
数日後…。
全然改善しない!!
悪化している!!!!
日中は息子の相手や家事と他に集中することがあるので、かゆみを忘れることができるのですが、辛いのは夜。
一人の時間になると、自分の身体と向き合わなければなりません。
気を紛らわすためにスマホをいじっても、ゲームをしても、漫画を読んでも、お腹がかゆいという事実から眼を背けることができません。
クリームを塗る回数を増やしても、濡らしたタオルで冷やしても、ぺちぺち軽く叩いても、とにかくかゆい!!!
かゆい!かゆい!!かゆい!!!!
寝る前も、夜中ふと目を覚ましても、かゆい!!!!
しかし、一旦かいてしまったらきっと止まらなくなり、血が出るまでかきむしってしまうという妙な確信がありました。
精神を統一し、かきむしりたくなる衝動を必死に抑えました。
「かゆい」の三文字が頭の中をぐるぐる回る日々を過ごしていると、つわりがはじまりました。
最初はなんだか気持ちが悪いなぁ程度だったつわりですが、気づけば日中はちょっと辛いかも寝ていたいなぁに変わり、大きなビーズクッションに抱きつきながら一日の大半を過ごすようになりました。
そしてその終わりはある日突然やってきました。
(あれ?そういえば…最近お腹がかゆくない!?)
あんなに、あんなに辛かったお腹のかゆみがいつの間にか治まっていたのです。
つわりが始まったからなのか、治る時期だったからなのか結局謎のままなのですが、かゆくないならそれで良しです。
頭がおかしくなりそうなほどのかゆみは初めてで、人間の身体の不思議を体感する出来事となりました。
「かきたい」というものすごい衝動に勝つことができ、精神的にちょっぴり成長した気分です。
よく耐えましたと当時の自分に拍手を送りたいです。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:すずか
おしゃべり息子のおかげで賑やかな日々を過ごしていたのですが、娘が産まれてさらに賑やかになりました。 インスタでゆるゆると子育て絵日記を描いています。
インスタグラム:@suzuqua
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