こんにちは、わさびです。
5歳の娘いとちゃんと、3歳の息子うりくんの年子育児をしています。
今回は、妊娠中にできた「正中線」のお話です。
「正中線」とは、妊娠するとおへその上下あたりに浮かび上がる1本の黒っぽい縦線のことを言います。
この線は妊娠したからできるものではなく、人間が生まれながらにして持っている線だそうで、受精卵が細胞分裂したときの名残だとか…。
妊娠してお腹が大きくなるにつれてお腹の皮が薄くなり、ホルモンバランスが変化してメラニン色素が増えることから、正中線が濃くなり、目立つようになるそうです。
わたしは妊娠するまで「正中線」というものの存在すら知らなかったので、お腹が大きくなっていくとともに黒い線が出てきて驚きました。
はじめは「何か影になっていて線のように見えるのかな?」と思っていたのですが、妊娠後期になるとそれはもうくっきりとした線になっていったので、だんだん怖くなっていきました。
あまりにも濃い線が出てきたので不安になったわたしは、当時ネットでいろいろ調べました。
すると、「産後は徐々に消えていくことが多い」と書いてあったので、少しほっとしたのですが…
あらゆるところが黒ずんできて、妊娠前と比べてしまうことが多くなりました。
これは全て妊娠しているときだけ…!と自分に言い聞かせ、以前とは違う自分のからだに戸惑いながらも妊婦生活を送りました。
でも…
あれ?
薄くもならないんだけど…
産後から3ヶ月経っても4ヶ月経っても、何も変わらない正中線…。
わたしは帝王切開の傷もあったため、生々しい傷跡と黒い正中線と、妊娠後期にできてしまった妊娠線…お腹周りがものすごく汚いような感じがして、しばらく見るのも嫌でした。
ああ、この黒い線はもうずっと消えないんだ…、と内心かなりへこんでいて、帝王切開の傷よりも目立つ正中線のほうがわたしにはショックでした。
そんなこともあり、それからはお腹周りをあまり見ないようにして生活していました。まじまじと見ると、妊娠前の時とのお腹の変化に精神的にショックを受けてしまう…。でもこの時は育児に翻弄されていたのもあり、お腹周りが気になることも少なくなっていきました。
そして産後半年以上が経ったある日、ようやくゆっくりお風呂につかれる時間があったので、ふとお腹が気になってしっかり観察してみることに。
すると…
この頃、だんだん正中線薄くなってきたかもなー…という認識はもちろんあったんです。
だけどあとかたもなくなくなっているなんて思ってもみなくて。
思えば他の部分の黒ずみもいつの間にかなくなっていて、全然気にならないほどに…!!
できてしまった妊娠線は消えませんでしたが、正中線はすっかり見えなくなって、もうどこにあったのかもわかりません。
あんなにも濃い線だった正中線が消えていったことに驚きながら、人間のからだって神秘的だなと思った一件でした。
ちなみに、2人目を妊娠したときも同じように正中線ができましたが、産後いつの間にか消えていました。妊娠・出産って本当に不思議ですね。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:わさび
年齢:29歳
子どもの年齢:娘5歳、息子3歳
食いしん坊で気が強い娘と、甘えん坊で仔犬みたいな息子の1歳半差姉弟を育てています。イヤイヤ期&好奇心旺盛で目が離せない子どもたちの、ほのぼのとした平和な日常を描いています。
インスタグラム:@wasabi_2910
ブログ:いとちゃんとうりくん
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