一人目妊娠中は、絵に描いたような“情緒不安定な妊婦”だった私。
(こんな辛いんじゃ二人目なんて絶対作れない、、)と思っていた当時ですが、実際二人目妊娠中はどうだったのでしょうか?
一人目を妊娠している時は悪阻による体調不良が酷過ぎて、もう私の人生ごと終わってしまうような感覚がありました。
悪阻中はもちろん辛いし、しかも出産はめちゃくちゃ痛いらしい。今も未来もすごく怖いのに、一旦乗ってしまったらもう降りられないジェットコースターに乗っている気分でした。
あの時は、(二人目なんて絶対無理!)と思った私は、2年後果たして、、?
一人目を産んでから2年が過ぎ、都合良く悪阻の辛さも出産の痛みもすっかり忘れた私。
実際二人目を妊娠してみると、今回は全く気分が落ち込んだりしませんでした。
悪阻に対してもむしろ「ドンと来い!」と好戦的でした。(これは入院を必要とするほどつらくなかったからかもしれませんが、、)
しかしやはり前回同様、悪阻は普通に辛く、トイレとリビングの往復の生活になりました。
そこへ一人目のちょい子さんのお世話もあったわけですが、
(今が一番辛い時だ!)
(運が良ければあと3週間後に楽になる!)
(もし良くならなかったら今度は気長に考えよう!)
とかなり前向きな考え方でいました。
それはなぜかって?
産まれてくる赤ちゃんがとてもかわいく、そして面白い存在に育っていくことを知っているからです!
悪阻は辛いものなのですが、やはり気の持ちようは大事だと改めて感じさせられました。
また、一度経験した経験値はとても大きいものだということも。
そして気持ちが安定していたもう一つの理由は、一人目の子育てをしながら、私生活も、仕事も人間関係も、全てが「子育てナイズ」されていて、失うものは一人目を妊娠した時に失い切っており、これ以上、子どもが増えることで考えられ得る失うものはほぼ何も無いと思っていたからです。
そう考えると、やはり初めてである一人目の妊娠・出産・子育ては一番大変だなと思います。
もう頻繁に夜飲みに行ったり、気軽に一人で出かけたり、自分のしたいことを自分の好きなだけ好きな時間にすることもできないけれど、それと交換に、かわいくて愛おしくて、面白くて未来しか感じない娘たちがいる!これからも元気にすくすく育ってね!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:園内せな
年齢:30代
子どもの年齢:0歳と3歳
猫好きで猫アレルギー持ちのイラストレーター。たてものの設計のお仕事をしていたけれど、育児中につきイラストレーターに転向。
Instargam:@senasonouchi
website:sena sonouchi illustration
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