こんにちは、まる美です。
今回はつわりの時のお話です。
私のつわりは妊娠5週目から始まり、12週目まで続きました。
つわりのピークは妊娠7〜8週目の時。水を飲むのも辛くてほどんど食べる事が出来なくなりました。
食べるのは辛いけど、少しでも何か食べないと思い口にしてみましたがどれも体が受け付けない…
ある時「リンゴなら食べられるかもしれない」と、ふと思ったのです。
何かを食べたいと思うことすら久しぶりの感覚でした。
夫にリンゴの皮剥きを頼んだのですが、夫の返事はまさかのNGでした。
こんなにも妻がつわりで苦しんでいるのに、頼みを断るとは何事だとイラっとしました。
しかし、当時の夫は料理スキル0で、包丁でリンゴの皮剥きをした事が無く、怪我をしそうで怖いとの事でした。
野菜をぶつ切りにする事はできても、丸いリンゴを包丁で剥くのは確かに難易度高いかもしれない…
私は布団から起き上がることも辛かったので、包丁の持ち方から教えるとかも出来ない…詰んだ…
リンゴ味のジュースやゼリーを食べみましたが、体が受け付けない…
何故か生のリンゴを体が欲していました。
当時、近所のスーパーやコンビニではカットリンゴは売っていなかったんです。
生のリンゴを食べることは諦めて寝ていると、夫がある物を買って来ました。
どこかでカットリンゴでも見つけて来たのかと思いきや、買って来たものは【縦型ピーラー】でした。
今までピーラーはT字型の物しか見たことがありませんでした。
何故こんな形なのか?どうやって使うのか??何故いま、こんな物を買って来たのか???
怪訝な顔をしてる私に夫は「縦型ピーラーなら俺でもリンゴの皮剥きが出来るかもしれない!もう少し待ってて」と言い残してキッチンへ向かっていきました。
ピーラーだと刃がカバーされているので包丁に比べて怪我をするリスクは減るので夫は怖がらずにリンゴの皮を剥くことが出来た様です。
包丁でリンゴの皮を剥く時と同じように、リンゴをくるくる回しながら皮を縦型ピーラーで剥くのです。
「簡単だし、怖くない!俺でもリンゴの皮が向けた」と夫はニコニコしながら皮を剥いてカットしたリンゴを持ってきてくれました。
念願の生のリンゴを食べる事ができて、久しぶりに何かを食べて美味しいと感じる事ができました。
つわりで苦しい中、食べられた事も嬉しかったですが、何よりも夫が一生懸命に自分でもできる事を探して、買って来て、実践してくれた事がとっても嬉しかったです。
落ち着いて考えてみたらリンゴは皮を剥かなくてもそのまま食べるとか、薄くスライスに切って皮の部分を切り取るとか、他にも方法はあったんですけど あの時は夫婦揃ってリンゴは皮を剥かないと!としか思ってませんでした。
まぁ、今となっては良い思い出です(笑)
ちなみに、妊娠中は料理に関しては戦力外の夫でしたが、その後少しづつ料理をするようになってくれました。
それに今も体調不良になると縦型ピーラーを使ってリンゴの皮剥きをしてくれます。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:まる美
年齢:アラサー
婚活、妊活を経て2017年8月に長男かーくんを出産。 妊娠中からブログを始め、四コマ漫画で育児日記を公開しています。
ツイッター:@babymoni_marumi インスタグラム:marumi.marumoni※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。