以前描いた、地獄のような二人目妊婦のつわりも、妊娠4ヶ月も後半になると落ち着いてきました。
何を食べても吐く、食べたいと思わない、食べることを想像するだけで気持ち悪い……という状態から、あれ?あれならいけるかも?という候補が出てくるのです。
それがビンゴ!となって、「おいしい!!」と思えた時の感動ったらないです。
私はつわり中、「つわりが終わったら食べたいものリスト」を作っていたくらい、おいしいものをおいしいと食べられない状態が、つらくてたまりませんでした。
そのつらい状態が、やっと終わったのです。
食べずにいらいでか!!!
とまあ、喜びのあまり食べ過ぎてリバウントして、ドクターから「体重管理」をきつく言われるというのが、1人目も2人目もお約束の流れでした。
特に2人目の時は、1人目の時の産後太りが解消されてないまま妊娠したので、最終的な体重増加は「+5kg」に押さえましょうって・・・
それ、妊婦しながらダイエットしろってことじゃないですか!?
びっくりですよね☆
ただ、二人目の時は、上の子の育児で動いてたし、食事も上の子と一緒に規則正しい時間に食べていたので、大丈夫だろうと思っていたんです。
本気で。
知らなかったんです。
「何をしなくても、太る」という状態が、この世にあるなんて……!!!
この時、私は37歳。
育児と家事と仕事に慌ただしい毎日で、代謝は悪くなる一方。
一回目の時にせっせと励んだ、マタニティヨガやストレッチも、二回目はそんな余裕なく。
うん、そっか、こうして書いてみると、そりゃ、痩せないよね~、キャハッ!
ーーーそれからは、体重管理と書いて、悪あがきと読む日々の、始まりです。
飲み水は、ミネラル豊富で便秘解消に効果があると言われている「コントレックス」を箱買いしてがぶ飲み。
つわりの時から重宝していた「葉酸キャンディ」はノンシュガーだから、小腹が空いたら口に入れて。
「食べる順番」を意識するといいと聞けば、野菜→肉/魚→炭水化物の順に食べ、雑誌の低炭水化物ダイエットなんて特集を読んだ日には、晩御飯はご飯抜きにしたり。
審判の刻(妊婦検診)は、めっちゃ薄手のワンピースを着て、上着とレギンスを装着。
まずは病院に着いたら、採尿も兼ねてトイレにこもり、限界まで絞り出し。
そして、いよいよ体重計の前に立ったら、上着とレビンスを脱ぎ、下着と薄手のワンピースのみの姿に!
……あがきました。
優雅に泳ぐ白鳥は、水面下でめっちゃ足掻いてるらしいですけど、私は上半身も無様なほど必死に水を掻いて、臨月までたどり着いたのです。
結果としましては……(ドルルルルルルル、母子手帳開いてバーン!)
最後の定期検診が12月25日、36w1dで、妊娠前体重の+6kg!!!
がんばりました!!!
が、がんばりました、よね?
ただまあ、最終的には、予定日が年明けなので、年末年始のごちそうラッシュで、まあ、ね……。
(お察しください)
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:うだひろえ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:4歳と2歳
マンガ家/イラストレーター。愛知県生まれ。2008年『夢追い夫婦』(KADOKAWA)でコミックエッセイデビュー。『誰も教えてくれないお金の話』(サンクチュアリ出版/監修:泉正人)が30万部を超えるベストセラーに。4歳男児&2歳女児の子育てに奔走する生活を、ツイッターやブログで垂れ 流し中。
website:http://umeyon.net
最新刊:「伝えるチカラを身につけたらダメ旦那が稼げる男になりました」
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。
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