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2度目の帰宅宣告を受け一人ぼっちになった矢先、ついにメガトン級の陣痛来襲!  by マルサイ

前回エピソード:「3人目はすぐ産まれると聞いていたのに…?陣痛間隔が縮まらず20時間経過!? by マルサイ」からの続き…

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産婦人科へ到着するとまず内診です。
3
センチしか開いてませんでしたが、子宮口は柔らかいし張りも10分おきだし、このままお産になるでしょう、ということで入院決定。

3回目の出産ということで、担当の助産師さんも「まぁ何かあったら呼んで下さ〜い。」と、かる〜い対応。

個室に通されたあとはフリータイムの如く。

子どもたちが暇潰しのテレビを見ている横で、お産の進行をできる限り早めたいと絶えず動き回る私。

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たまに婦長さんがやってきて、「変わりはない〜?」と言いながらモニターを付けて張りの様子を見るのですが、「あら、全く変わらないわね。」と。

えっ
こんなに汗が流れるほどスクワットしてるのに⁉
私のこの運動の意味は一体いずこに‼︎

変化のないことに落胆する私。
じれる家族。

さらに夕方には測定中の30分間一度も張りがないという事態に。

18時の晩ご飯を食べる頃にはすっかり陣痛が消失し、婦長さんにお腹をさすりさすりされながら「赤ちゃんまだこんなに上の方にいるんだもんね〜。これは一晩泊まって明日朝帰宅してもらうことになりそうね!」と言われる始末。

そんなわけで夫と息子たちには帰ってもらうことにして(次男は途中で来た両親と共に実家へ)、恐らく明日の朝帰ることになるだろうと、何とも言い難い気持ちで1人個室に残りました。

実は10日前にも全く同じパターンで一泊して帰宅した経緯があったので、誰もが「またか」と思いました。
まさにオオカミ少年的な展開。

バツの悪さを引きずりながらベッドに横たわり、そう言えば昨日はまともに睡眠とれなかったんだよな〜、今日は久々1人でゆっくり眠ろうとうつらうつらしていると。

ググググギュギュギュギュ〜〜‼︎‼︎

突然何の前振りもなく、物凄い力で子宮を絞られているような強烈な痛みが走ったのです‼︎‼︎

30
分間隔の前駆陣痛から37時間。
この瞬間から一気に分娩モードに入ります!

次回エピソード>>大出血から始まったお産。不安で不安でしかたなかった分娩室での夜 by マルサイ

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著者:マルサイ
年齢:37歳
子どもの年齢:7歳・5歳・2歳

子どもたちが寝静まった後の大人のゴールデンタイムに描いた絵日記をインスタグラムに投稿するのが最高の娯楽。趣味は田んぼの生き物を観察すること。単行本「男子が3人います。」(大和書房)発売中!

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