妊娠初期、出血のため約1ヶ月、自宅で安静生活をしていた私。
安静が解除になり、普段通りの生活に戻ることになりました。
当時フルタイムで会社員として働いていたのですが、安静指示のため、急に1ヶ月もの間仕事を休むことになりました。
もちろん仕事の引き継ぎをきちんと出来る訳もなく、電話で仕事内容やスケジュールを伝えることはできるものの詳細は伝わらず…。「何かあったら連絡を」と言ってはいたものの、同僚のみなさんも気を遣って連絡を控えてくれていました。
そんな中待ちに待った安静解除!周りの方へご迷惑をかけた申し訳なさはもちろんのこと、仕事を離れた焦りもあり、「少しでも早く今まで通り仕事ができるようにならないと!」と、いざ、張り切って出勤!
…したのですが。
約1ヶ月ほぼ寝たきりだった人間が、それ以前の生活を送るのは至難のワザでした…。
まず、
徒歩で10分かからなかった駅までの道のりが、20分近くかかるように。寝たきりだったため手も足も思ったように動かせない上、「急に動いたらまた出血するかも」という不安もあり、そろそろ亀のように歩いていました。
そして…
復帰して初めの挨拶、心配かけないように元気よく!と思ったものの、声がカッスカス。安静中は家の中で時々旦那と話すだけ。しかもお腹に力を入れない生活。そりゃ元気よく発声なんてできるわけないか…。
さらに…
貧血ではないのに、椅子に座っているだけでフラフラ。横向き生活が急に縦向きになったからか、上半身を支えるだけで疲れていました。今思えば、妊婦特有の疲れやすさもあったんでしょう…。最長で2時間、下手すりゃ30分が限度で、ロッカールームで横になっていました。
というわけで、自宅安静は解除になったものの、周りの方の「また出血したら大変!」「無理せずゆっくり回復していこう」という言葉に甘え、体力が戻るまでは半日の出勤で体を慣らすことになったのでした。
結局フルタイムで働けるようになったのは、安静解除から1ヶ月半が経ってから。その後も残業はせずほぼ毎日定時で上がらせてもらいました。
私自身、病気や不調は我慢したりごまかしたりするタイプで、かつ妊娠初期は胎動もなくお腹も出ておらず、復帰時にはつわりも収まっていたので、体は妊娠前と変わらない感覚。
周りの方も私の性格をわかってくれていたのでしょう、こちらが恐縮するほど気を遣ってくれていました。男女ともにお子さんのいる方が多かったので、妊婦初心者の私以上に、妊娠の大変さを理解していたのでしょう…。
2回にわたって綴った自宅安静。言葉の響きは楽そうですが、安静中もその後も、全く楽ではない日々でした…。とほほ。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
>>次回エピソード:職場での妊娠報告、どうすればいい?私が「正解だった」と感じた、タイミングと報告の仕方 by モチコ
年齢:30歳
子どもの年齢:2歳、0歳
ひょうきん系の娘イチコ(2014.3生まれ)と癒し系の息子二太郎(2017.2生まれ)を育てている関西人主婦。ブログとinstagramで子育て4コマ&イラストを公開しています。
ブログ:「かぞくばか~子育て4コマ絵日記」
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