こんにちは、まる美です。
私は2017年8月に無痛分娩で息子を出産しました。
今回は無痛分娩の話の2回目です。
前回の記事:無痛分娩したいけど正直不安…背中を押してくれた夫の言葉 by まる美
無痛分娩と一言でいっても産院によって考え方・やり方は違いますし、麻酔の効き方も個人差がありますので、あくまでも まる美個人の体験記として読んで頂ければと思います。
『無痛』と言っても痛みの感じ方は個人差があります。
ブログやSNSで無痛分娩のレポなど見てみると
・全く痛みを感じなかった。
・痛みは軽減されたが完全に消えた訳ではなかった。
・麻酔が効かなくて自然分娩と同じくらい痛かった。
・麻酔の前処置が激痛だった。
…などなど色んなパターンがあるようです。
私は文字通り『無痛』を期待して、あんまり効果が出なかったら怖いので「自分は麻酔が効きにくいかもしれない」とあんまり期待しないで出産に臨もうと考えていました。
出産スケジュールとアクシデント
私は病院の方針で計画分娩を予定していました。
陣痛が来る前に入院をして、子宮口を広げる処置や陣痛誘発剤を入れて状況を見ながら麻酔をして出産…という流れでした。
しかし、出産予定日よりも1か月も早くに破水してしまったのです。(この時、生後36週で陣痛はまだありません)
初産は予定日よりも遅く生まれやすいって聞いていたんですけど…!?
まだ正産期になっていないんだけど!?と、心の準備が出来ないまま入院することになりました。
破水しているけどまだ正産期ではないので、出来ればもう少しお腹にいた方が良いとのことで陣痛誘発剤はしないまま陣痛が自然に始まるのを待ちました。この時はまだ痛みは全くありませんでした。
破水~出産までの流れ
・AM1:15 破水してからちょうど24時間後に陣痛が始まる
・AM6:20 陣痛7~5分間隔(生理痛レベルの痛さ、全然余裕)
・AM7:30 陣痛4分間隔(激痛だが1人で耐える ※ナースコールしたが朝の人手が少ない中、他の人のお産があったらしく誰も来てくれなかった)
・AM7:40 陣痛2分間隔(我慢できない痛み、無痛麻酔をすることになって準備が始まる)
・AM8:10 子宮口5cm、麻酔をするために処置室へ向かおうとしたが激痛で動けなくなる
・AM9:10 子宮口7cm、他の人のお産があったのでやっと先生が到着、念願の麻酔!
7:40から我慢できない程の激痛と約90分格闘しました。痛みを例えるなら2分おきに大砲を打たれているような衝撃とでも言いましょうか…泣いて、叫んで、失禁もしちゃいました…
そんな痛みでしたが、麻酔をした瞬間すーっと消えました!ビックリするほど一瞬でした!
「こんなに即効性なの!?少しは痛いと思っていたのに全然痛くない!」効果抜群過ぎて怖いくらいでした。
・AM10:45 麻酔が完全に効くのと、子宮口が全開になるまで待つ為に仮眠をとって休憩、主人が到着
・PM0:05 お産開始
「無痛麻酔って全く痛みが無くて良いな」と思われるでしょうが、ある程度陣痛が進んでから麻酔を打つのが一般的なので(自然分娩に比べたら短い時間でしょうけど)激痛は味わうんです。
計画分娩だったらなるべく痛みを感じないようにタイミングをコントロールしてもらえたんでしょうけど、今回は破水と生産期前ということで計画通りのタイミングで麻酔が出来なかったんです。
・自然に陣痛を待っていたので時間が読めない
・陣痛がピークの時に他のお産が重なって私の処置が遅れた(こうならない為の計画分娩だったのに)
90分激痛を味わいましたが、もうこれ以上痛みが続いていたら耐えられた自信が無いですね…無痛分娩にして良かったです!
次回は出産の瞬間、産後の痛みの感じ方についてお話したいと思います。
関連記事:辛い陣痛に待ちわびていた天国がやってきた! 硬膜外麻酔で、余裕の無痛分娩スタート by ぺぷり
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:まる美
年齢:アラサー
子供の年齢:0歳
婚活、妊活を経て2017年8月に長男かーくんを出産。 妊娠中からブログをはじめ、四コマ漫画で育児日記を公開しています。
ツイッター:@babymoni_marumi インスタグラム:marumi.marumoni※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。