命の誕生に方法なんて関係ない。帝王切開を3度経験したママが伝えたいこと　by あい

はじめまして、あいです。3児のママをしています。

私は、3人とも帝王切開で出産しました。
けっこうベテランの域に入るのではないでしょうか笑

そんな私から、今日は帝王切開ママの本音や、意外にたくさんある帝王切開のメリットについてお伝えさせていただきたいと思います。

私が帝王切開になったのは、1人目が逆子だったからでした。
治るでしょうと楽観視していたら、臨月になってもそのまま。

あれよあれよと手術日が決まった時、

と、なんだか重苦しく、不安な気持ちになったのを覚えています。

私の母が帝王切開で私を出産したこともあり、帝王切開自体に否定的な気持ちはなかったのですが、どこかで自分は経膣分娩するものだと信じていたんです。

結局、手術予定日の前日になっても逆子は治らず、予定通り入院に…。

入院中、別の妊婦さんが陣痛室へ向かう声が病室のドア越しに聞こえました。

ホルモンの影響なのか、経膣分娩できないことがショックだったからなのか…
やっぱり普通に陣痛が来て、頑張って自分の力で産みたかったな、という気持ちで泣きそうになりました。

帝王切開は立派なお産の方法です。
それでも私のように、複雑な気持ちを抱くママもいるのではないでしょうか。

でもね、実際に帝王切開で出産して、私は今1ミリの後悔もありません。

帝王切開は終始自分で力むことはありません。
だから自分で産んだ！という感覚はなく、正直なところ経膣分娩への憧れは今も残っています。

でも、足元から小さな産声が聞こえたあの瞬間。

無事に産まれてくれてありがとう。
それ以外の気持ちはそこに存在しませんでした。

それにね、帝王切開って実はいいところもたくさんあるんです。

特に2人目以降は、事前に出産日が確定するため、産前産後の仕事や保育園の予定を調整しやすく安心でした。

性教育の一環として自分のルーツを教えることも大切だ、なんて話を聞いたことがあります。

お腹の傷は視覚的に分かりやすく、産まれた時の話をするととっても喜びます！

産後は傷の痛みはありますが、会陰はいたって無傷なので座るのは余裕です♪

長男の時は開腹したら卵巣嚢腫が見つかりました。
これを教えてくれるために、ずっと逆子でいてくれたのかな？
なんて思ったりすることがあります。

また、3度目の時は開腹ついでに卵管切除術という避妊手術を行なってもらいました。
経膣分娩だったら選択していなかったであろう避妊法です。

そして以下の２つは全ての病院が当てはまることではないかもしれませんが…

2人目出産時は、帝王切開でも立ち会いが可能でした。
旦那は感動し、号泣していました。
命の誕生に、経膣だとか帝王切開だとか、方法は関係ないんだと改めて気づいた瞬間です。

また、3人目の出産時はちょうどコロナで面会制限中。
経膣分娩の立ち会いが禁止されている中、帝王切開は術中家族の病院待機が必要なため、パパが生まれたての子どもに会えるという嬉しいメリットもありました。

そしてぶっちゃけどこから産もうと、その後始まる新生児との生活はみんな大変です。

目まぐるしすぎて、ちょっともう出産方法がなんだとか言ってる余裕はなかった…！

もしこれから帝王切開に挑むママさんがいるなら
もしそのことで複雑な気持ちになっているとしたら
もし帝王切開で産んだことでモヤモヤが残っているママがいるなら
私はこんな言葉を贈りたいです

祝福される手術は帝王切開だけ！
どこから産もうと、愛情は変わらない。
昔なら産まれてくることのできなかった命かもしれない。
だからお腹に残る傷跡は奇跡が誕生した証です。

胸を張っていきましょう、帝王切開ママ！

著者：あい
年齢：アラフォー
子どもの年齢：6歳、3歳、0歳

ゆるくポジティブがモットーの3児ママ。等身大の3人育児を発信するインスタグラムは、白目を剥く日々に共感してくれる戦友がたくさん集まっています♪

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