こんにちは、ツマ子です!
麻酔の効きを確認されて始まった帝王切開。
妊娠中ずっと不安だった腰への局所麻酔でしたが実際にはいつ刺されたのかも分からずあっという間に足先からジワジワと麻酔が効き手術に入りました。もう、まな板の上の鯉とはこのことかと。どれだけイメトレしててもその場その時になったら任せるしかない。
恐らくお腹を切っているだろう時も痛くなくて触られてる感覚も無い。「お腹を切っているだろう時」と表現したのには理由があって…
そう、何も見えない。
ネットで「手術台の上のライトに自分の手術風景が反射してうつっていて云々…」というのも見たことがあったのでライトを見ましたがサッパリなんもうつってない!見たいわけじゃないけど先生方が静かに黙々と作業されていたので「今どんな段階なの?」と疑問に思っていたのでありました。
そしてしばらくして…
無事2人を取り上げて頂いたのでした。
手術は約2時間程。
最後の方で少しお腹を突かれているような感覚があり「今お腹どんな感じですか?」と聞いたら「もうあと3針でお腹閉じますよ」と言われ、多分あのお腹を突かれているようなやつは縫われてる時の感覚だったんだなと思いました。麻酔切れて痛くなる前に縫い終わったのでセーフ!!
終始痛みを感じない帝王切開でした。
病室に戻り、駆けつけてくれた母と少し話をしました。
「双子ちゃんだからてっきり小さいんだと思ってたら2人とも2300gだって。すごいね大きいね。ツマ子も双子ちゃんもよく頑張ったね!」と涙ながらに言われ嬉しかったです。
術後は寒くて寒くてしばらく電気毛布を借りて病室で寝ていました。麻酔が切れてきて傷口は徐々に痛くなっていたので睡眠は取れませんでしたが、痛み止めを貰ってなんとか耐えていました。
30分おきの検温、血圧測定、悪露の量の確認、内診グリグリ(刺激して子宮収縮を促進させる)、子宮収縮薬の点滴、2〜3時間おきに寝返り…
初日はお腹の痛みだけでなく何かと忙しくて(看護師さんが)ゆっくり休めませんでした…
でもこれも自分と赤ちゃんの為!
そして術後1日…
まず座れない!
傷口が痛いだけじゃなくて全身が怠くて内臓が揺れるような感覚に無意識に動きを止めてしまっていました。でも動かないと回復しないし、でも痛いし…
看護師さんに教えてもらった方法でなんとかベッドの端に座り、腹筋は使えないから点滴を杖代わりにほぼ勢いと腕力で上半身を支えてすり足で歩いていました。自分の体じゃないようなあんなしんどい思い始めてで驚きました!
術後1日目はGCUで双子を預かってもらっていたので授乳時間に2人のお世話をしGCUに通う生活が始まりました。
同じフロアだったけどなんせまだまだ未回復ですからかなりしんどかったですが2人の顔を見るとホッとしました。
2300gで小さい体でしたが沢山ミルクを飲みよく動いて泣いて元気な双子。自分も負けてられんな!と励まされるようでした。
母親は赤ちゃんの泣き声に反応して起きる、という話ありますが私の場合は当てはまりませんでしたね!笑
授乳時間に起きられるように片耳イヤホンで目覚ましセットしていたのですがどうやら授乳時間より前に泣いちゃってたみたいで…
上の子の時は泣き声で起きてたと思うんですが、だって術後2日目から同室で2人のお世話。まだ体も痛いししんどいし。しょうがない!…と、看護師さんも言っていました。泣き声で起きられない現象は産後3ヶ月まで数回ありました。その時は旦那とヘルプで来てくれてた義母さんが対応してくれていました。有難い!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ツマ子
年齢:33歳
子どもの年齢:長男3歳、双子1歳
2016年に長男出産、2018年に双子の女の子を出産しました。長男幼稚園入園を機にインスタで育児・日常絵日記を描き始めました!
インスタグラム:@tumakonofamily
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