さとえみのドタバタベルギー出産、
今回は産院選び〜初診編です!
前回のエピソード:体質?環境?あまりに違いすぎてカルチャーショックの、ベルギー人妊娠事情
ベルギーに来て比較的早めに妊娠した佐藤…。
現地語であるオランダ語はもとより産婦人科についてもさっぱりな状態でした。
そこに現れたのが(いや元から隣にいたが)ドヤ顔の我が夫であった。
彼の同僚は女性が多く(うちの旦那ハーンは高校の先生もやっているのだ)、
実態を伴った生の声を聞くことが出来るとのこと。
さとうは何も…
何も知らなかった…。
なので思いっきりおまかせしてしまった。
思えばベルギー人の旦那ハーンの「まかせて」はかなりギャンブルで、たまに罠にかかった感が満載の時ですらあるのに、この頃のさとうはピュアもいいところであった。
そしてホームドクターの紹介状を持って初めて大きな病院の玄関を通った時、赤ちゃんの様子が初めて分かると期待に胸を膨らませた。
そして口コミで評判の、とても腕の良い参加の女の先生は一体どんな先生かとわくわくドキドキもした。
そうして現れたドクターは(いや現れたのはどちらかというと私ら夫婦)…
なんかキラッキラやでー!?
白衣すら着ていないため街ですれ違ってもおしゃれなマダムとしかいいようがねえ…!
っていうかお洒落の度合いなんか振り切れてね?
普通のおしゃれマダムよりおしゃれやない?
そんなドクターがそこに!
こ、これはドクターの自信のあらわれゆえやろうか…!
っていうかここほんまに病院ー?!
そういえば旦那ハーンの同僚もお洒落マダムが多いけど、それ繋がりとかー!?
さらに衝撃は続き…
ドクターはキラキラしながら言いました。
なんと最初の頃の検診は2ヶ月に一度。
(つまりこの次は2ヶ月後に来いと言われた)
そしてエコーも毎回あるわけではないとのこと。
日本では3Dやら4Dエコーがあると聞くがこちらではそれがあるかすら聞けない雰囲気…。
そ、そんな〜〜!!
ある意味エコーをみたくて検診に行くようなもんやのに⁈
初産で何も知らなかった頃とはいえ…妊娠初期に2ヶ月も赤ちゃんの様子がわからないとかびっくりを通り越して恐怖そのもの!
すっかり出鼻をくじかれたさとうは速攻でホームドクターに相談しに行き、話を聞いてもらいました。(ホームドクターはそういった心のケアなどもしてくれる)
しかし、大体はみんなそのようにして病院に行き、不安があるならホームドクターという流れなのだそう(妊娠中期・後期は別)…。
ベルギー医療の洗礼(?)はかなりスパイシーやった…。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:さとえみ
年齢:35歳
子どもの年齢:2歳4歳6歳
大阪生まれの大阪育ちで似顔絵師をやっていましたが、今はフランダース地方で白目むきながら三姉妹の母をやっております。日々の生活に追われながらも絵を描くことだけは忘れたくないと時間短縮のためにたどり着いたのはiPad miniでブログ絵を描くこと。考え方のまるで違うシロクマ似の旦那様と元気いっぱいの三姉妹に囲まれて、「パトラッシュ…もう疲れたよ…」と言いながらもブログを更新しております。
ブログ:フランダースの三姉妹
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