「結婚するなら、会社を辞めさせてほしい!仕事は家でするから、家事を全て任せてほしい。」
そう言って結婚したわたしたち夫婦。
なぜなら、夫の家事能力が低いから…
低いというより、何も気にならない性格なのです!
一人暮らしの部屋に遊びに行った時、
床に散乱する衣類、シンクに溢れる食器、いつ掃除したのか分からないトイレに驚愕しました。
当時、多忙な仕事で帰りが毎日23時頃になるわたしは、
「仕事から帰ってわたしが家事をするのは無理…でも、定時で帰れる彼に家事を任せるのは不安すぎる! 今の会社を辞めて、全ての家事をわたしが担わないと生活が破綻する!」と思ったのでした。
実際、こどもができる前は全ての家事をわたしがしており、何の問題もありませんでした。
家事なんて自分がすれば良いんだし、結婚相手ができなくても良いじゃん!
一緒にいて楽しくて、ちゃんと働いてくれたら、夫に家事能力なんていらないなんて思っていました。
が…甘かった。
悪阻で動けない時期に、一緒に暮らしている人が家事できないのは辛い!!
なんとか指示を出して家事をしてもらうものの、家事能力の低さにどんよりします。(イライラする気力もない笑)
クイックルワイパーで掃除してほしいと言うと、
フローリングにコロコロをかけて「くっついて取れないよ~」と焦っていたり。
ジャケットとレースの服を一緒に洗ってダメにしたり、
袖がシワシワ丸まったまま干して「ここだけ乾いてないわ~」なんて言ったり。
いや、本当に笑い話ですよね!
わたしも最初こそ笑っていたのですが、どんどん笑えなくなってきます。
そして、料理が作れないほど調子が悪い日は、コンビニご飯になりました。
ワカメスープを作るって言って、乾燥わかめを一袋投入して焦っている夫ですもの。
塩も入れすぎて、ワカメが溢れる海が出来上がっていました。
家事は全てわたしがやることで上手くいっていた我が家。
でも、悪阻で動けない時に、生活を担う人が自分以外にいないことの問題に気がつきました。
こどもが生まれてからなんて、思ったように家事できませんもんね。
夫からしたら話が違う!ってなるとは思いますが、
こどもが生まれたら生活がガラッと変わるんですもの、
最低限の家事はできるようになってもらわなくてはと少しずつ教えていきました。
今では最低限の家事はできるようになりました。
まぁ、わたしの目を瞑る力も高くなったという。笑
こどもがいる生活は想像以上に大変で、
自分でも家事の出来なさに愕然とする時があるので、
文句を言わずにやってくれるだけでも感謝です。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:あひる
年齢:アラサー
子どもの年齢:3歳と2歳
お喋りな姉妹に振り回されているお母さん。心配性で育児中もすぐに不安になるタイプです。おおらかでドーンとしているお母さんに憧れながら日々邁進中。
ブログ:ぐーたら育児生活
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