みなさんこんにちは。
心理カウンセラーとして精神科で勤務しながら漫画家活動をしております
白目みさえと申します。
今回のお話は私が次女妊娠中に先生から告げられた「特殊な体質」のお話ですが、
妊婦さんの多くに起こりやすいことでもあるそうなので、参考になれば幸いです。
私が仕事に復帰したのは長女が7ヶ月のとき。
次女を妊娠中ではありましたが、職場で産休に入る人がいて一時的に人員が不足していたので、ちょうどタイミングも良かったんですね。
幸い私の仕事はカウンセラーで座っていることが多い仕事なので、特に問題はないと思ったのですが…。
実は私は長女の出産時にも少しトラブルがありまして緊急帝王切開をしています。
原因がわからなかったのであれこれ検査をした結果、それが直接的な原因かはわかりませんが「血栓ができやすい体質」であることが判明しました。
そもそも血栓とは、血の塊のこと。
普通に過ごしていると誰でも自然と血液中に血の塊はできているそうなのですが、血液中にはそういう塊を溶かす成分がありますので、できては溶かされ、できては溶かされを繰り返しているんだとか。
そして私はこの「血栓を溶かす成分」が人よりも少ないことがわかりました。
血栓ができても溶かされにくいので、結果として「血栓症」のリスクがあるそうです。
「血栓症」とは血栓が血管を塞ぐことで、障害を引き起こす病気のことです。
例えばそれが脳につながる大事な血管であれば、脳梗塞などの重大な疾患を引き起こすことがあります。今回の場合、血栓がへその緒などに詰まってしまうと胎児にも影響が出る可能性があると説明を受けました。
そのため妊娠中は「血液をサラサラにする薬」つまり、血栓を溶かして血栓をできにくくする必要があると言われたのです。
なんか「血液ってサラサラの方がええやん」ってイメージがありますやんか。
だから「なんかいい薬なんかなー」なんて思っていたのですが。
血栓を溶かすということは出血があった際にも固まりにくくなるということ。
ちょっとした出血でもなかなか止まらなかったり、大怪我をした場合も血が止まりにくいので大変なことになると言われました。
いやいや怖すぎるんですけど。
全然良くなかった。
私はそんな薬を一生飲まないといけないのでしょうか。
妊娠中は血栓ができやすいそうなので、とりあえず妊娠中は気をつけていれば大丈夫だろうと言われたので少し安心。
…したのも束の間、
血栓ができやすいことには変わりなく、いわゆるエコノミー症候群(食事や水分を取らずにじっとしていると血液が固まりやすくなり、血栓症を誘発しやすくなる)を警戒し、できるだけ動くようにと言われました。
あの…私カウンセラーなんですけど。
数分間座りっぱなしなんですけど。
カウンセリング中に踊ったりしても大丈夫でしょうか?
状況を説明すると、別に踊る必要はないそうですが(そりゃそうだ)トイレ行ったついでに遠回りして歩いてみたり、ストレッチをするなどの工夫をした方が良い、とご助言いただきました。
幸い家には長女がいましたので、じっとしていることはほとんどなく。
っていうかじっとしたくても強制的に動かされるというか。
職場でも上司に事情を説明し、できるだけウロウロすることには許可をもらいました。
水分も取った方がいいだろうと思い、普段より多めに水分を摂取していたので、その時期はとにかくトイレに頻繁に通っていました。
「あの人めっちゃウロウロしてるな。暇なんかな」って思われていた気がします。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:白目みさえ
年齢:30代
子どもの年齢:6歳、4歳
心理師として精神科に勤務するとしごの母。生粋のオタクです。基本的に白目をむいて育児をしており、その様子をカルタにしたものを増産しています。ライター、イラストレーターとしても活動中。
インスタグラム:@misae_mon
NAPBIZ公式ブロガー:「日々白目むいてます」
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