こんにちは! 現在4歳と2歳の子どもを育てている主婦みたんと申します。
過去に助産師として働いていたことがあります。現在は、インスタやブログで育児漫画を描いています。
今回は、私が1人目を出産したときのお話の3回目です。
予定日前日の夕方、昼寝から起きたら陣痛が!
散歩をしたりお風呂に入ったりしたらどんどん強くなっていった陣痛。
夜中2時ごろ、陣痛が15分間隔くらいになったときには鮮血のおしるしも少量みられるように…
しかし明け方になって病院にいくと、子宮口はまだ2㎝だった……!!!!
きっとこれでは帰らされるんだろうな….と思いきや!
初産婦、子宮口2センチ、陣痛ちょっと弱くなって20分間隔。
病院から自宅はそれほど離れていませんでした(車で10分くらい)。なので、家でゆっくり過ごして、陣痛がまた強くなったらすぐに行けば良いと思っていた私は、助産師さんに掛け合ってみましたが….。
なんでもこの病院は「夜中に陣痛で来院した人はとりあえずみんな入院」で、翌朝に院長が診察して判断するんだとか。
現在朝の6時。とても人気な産院だったので外来はいつもかなり混雑していました。
外来が終わるのなんて…..間違いなく12時は過ぎます。
それまでは診察もなにもないと。
そうか…昼までは暇ってことだな。じゃあ寝るとするか。
夜中は15〜20分おきに陣痛が来ていたので、ベッドで横になってはいたものの、ほとんど眠れていませんでした。
10 分間隔になったから病院に来たのに、今はまた少し間があいて20分間隔。
少しでも体力温存するために、寝てみることにしました。
このとき私はまだ気付いていなかった。陣痛が完全にどっかにいってしまっていたことに…(だから大爆睡できた)。
朝7時、朝ご飯が来た音で目が覚めました。
朝からめっっちゃんこ美味しそうなご飯でした。入院してよかった〜ここの産院でよかった〜〜って思いました。
そしてご飯をむしゃむしゃ頬張っているときに、私は気付いてしまったのです。
夜中、あれほど本気を出していた陣痛が、完全に遠のいてしまっていたのです。
祈るように30分ほど待ってみましたが、待てども待てども陣痛は来ません(笑)。
子宮口は2センチ、陣痛は消失。お産が進む要素ゼロです。
これはもう….今日は産めないな….そう思いました。
家に帰っていた夫にも「たぶんもう今日は退院だわ」と電話しました。
そして、時間はまだ朝の9時。
一階は健診に来ている妊婦さんで大賑わいの様子。
「この様子じゃ…まだ私の診察までめちゃめちゃ時間あるな….よし…」
院内の階段を上り下りしまくり、 陣痛室に戻ってスクワットもしました。
しかし、努力虚しく….. 陣痛は復活しませんでした。
これはもう、院長先生に診察してもらって、退院だ。 荷物をまとめよう。(朝10時)
しかしこのあと私は…. なんと5時間後に赤ちゃんを産むことになるのです。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:みたん
年齢:30代
子どもの年齢:4歳、2歳
インスタグラム・ブログにて日々のいろいろをイラストで描いています。元看護師・助産師、今は専業主婦。子どもは2歳差の兄妹(KPくん、ツーちゃん)。夫は天然です。
ブログ:みたんぶろぐ
インスタグラム:@mitandays
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