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無痛分娩のデメリットはやっぱり…お金!? 私が無痛分娩を選ばなかった理由 by 園内せな

一人目のちょい子さんを普通分娩で産んだ時、あまりにも痛い時間が長すぎて、「次にもし子どもを産むことがあるなら無痛分娩で!」と思っていました。

 

 

 

しかし実際に二人目を授かってみると、、、
まず無痛分娩にかかる追加費用が気になりました。

私が通っていた産院では無痛分娩を選択すると20万円程度、追加で費用がかかると言われました。

産後、その20万円があったらかなり色んなことができそうです。骨盤矯正にも通いたいし、落ち着いたら温泉にいきたいし、何より2人分の教育費も心配だし…。

『産む時にお金をかけるか、産んだ後にお金をかけるか』で無痛分娩を選択するか躊躇しました。

 

二つ目の理由として、『麻酔がもし効かなかったら、合わなかったら…』と考えたからです。何か対処法があるかもしれないのですが、麻酔が合わずに気持ち悪くなってしまって、早々に普通分娩に切り替えた友達がいるので…。

そうなると「20万円がまったくの無駄になる!それは嫌だ!」。笑 

これも結局お金の問題!?


三つ目は、『2回目なので痛みに耐える時間が短く済むのでは?』と思ったからです。

一人目を産んだ時、私は和通分娩という筋肉注射で痛みを和らげる分娩方法を選択していました。でも初産ということもあり子宮口が開くまでに19時間ぐらいかかってしまい、「この状態で筋肉注射を打つともっと出産が遅れて危険。(むしろ痛みは強くなるけど)促進剤を使うので痛みに耐えてください」といわれました。

その後促進剤によってどんどん来る陣痛に耐えると、辛かったけど30分程で子宮口が全開になり、出産しました。

無痛分娩でも、ある程度陣痛がすすむまで麻酔は打たないという方針の場合、実際に麻酔の恩恵が受けられる時間は、実はそれほど長くないのでは…!? 

しかも二人目以降は初産のときより早く生まれると言うし…。


ということで、結局二人目も普通分娩で産みました。

一人目の時より陣痛の時間は短く、本陣痛が来てからも5回ぐらい大きな痛みの波に耐えると、30分で子宮口は全開になりました。

この30分が泣いたり騒いだりで濃厚な時間だったわけですが、一人目で促進剤を打ったときよりは陣痛が楽だった気がします。最後の分娩のときはもう出すしかない状況なので、一人目の時も二人目の時もあまり痛みは感じませんでした。

 

痛くてつらい時間が短くなるのには心揺らぎますが、普通分娩を二度経験してみて、ここに20万円をかけるか?というとやっぱり私はかけないかなぁと思います。

無痛分娩のメリットともいわれる産後の回復の良さについても、今回は出産までの時間が短かったことと経験値で、一人目の時よりもかなり回復が早かったので、その点からも普通分娩でよかったかなと思っています。

 

でもやっぱり無痛分娩も経験してみたいから、もし次また子どもを産むことがあれば、、と思うのですが、20万円か~、うーんと思ってしまいそうです。

結局やっぱりお金の問題か!

 

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著者:園内せな
年齢:30代
子どもの年齢:0歳と3歳

猫好きで猫アレルギー持ちのイラストレーター。たてものの設計のお仕事をしていたけれど、育児中につきイラストレーターに転向。

◇「間取り図鑑」発売中 

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