妊娠後期、ティッシュにつく程度の極々微量の出血…念のため受診すると緊急入院に　by 冷え田やっこ

こんにちは、冷え田やっこです。

2022年に第二子を妊娠中、切迫早産で長期入院した時の体験談を綴ってまいりたいと思います。
(一時はどうなる事かと思いましたが、22年末に無事元気に長男を出産しております！)

事の発端は妊娠30週を迎えた後期、翌日に妊婦健診を控えた日のことでした。

お昼過ぎにトイレで用を足した後、ティッシュにつくかつかないかのピンク色の出血がある事に気がつきました。この頃便秘に伴う痔にも悩まされていたため、正直はじめはお尻の方からの出血かと勘違いするくらい。判断が難しいほど極々微量な出血でした。

出血に気づいてから数時間は自宅で様子を見て過ごしましたが、どうもお尻からではない…とわかり、念のため病院に連絡することに。

お腹の張りは時々感じていたものの「後期にもなれば、こんなものかぁ」と思っていたし、痛みなどももちろんなく、その後出血量が急に増えたり、鮮血などの濃い色の出血があったりしたわけでもなかったため危機感が薄く、電話で病院に連絡した時点では翌日の受診になるかなぁ、などと呑気に構えていました。

…が、予想に反して念のため入院準備を持って、すぐに受診するように、という指示がありました。慌ててまだ仕事中だった旦那に連絡し、帰宅を待って病院へ。

電話対応の助産師さんのお話で切迫早産の可能性があるとのことは聞いてはいましたが、車にいっしょに乗ってきた上の娘にも「心配ないよー」と言い聞かせながら向かいました。

コロナ禍で病院内へ小さな子どもの付き添いがNGだったため、旦那と娘には車で待機してもらい診察へ。
結果、やはり切迫早産になってしまっているための出血でした。子宮頸管長を測定すると、この時期で３センチ以上はなくてはならない部分が2.5センチと短くなってしまっているとのこと。子宮頸管長がこのタイミングの平均より短くなってしまっているのもお産の前兆であり、正期産ではない時期の出血は早く来すぎてしまったおしるしのようなもので、自覚症状は薄かったもののお腹の張りも定期的にきていて、ここに陣痛が加わってしまったら早産を免れない危険な状態だと説明を受けました。

お医者さまからその日そのまま帰らず即入院の指示が出され、愕然としたのを覚えています…。

正期産手前の出血がただ事ではないのはわかってはいたものの、出血量や症状の軽さから『まさか入院までは行かないだろう』と思い込んでしまっていたことを大変反省しました。

幸いなことに、受診して1時間もせずに開始した張り止めの点滴や膣剤、安静などの処置によって、3、4日程度でこの出血は治りました。
が、その日からひと月半と長い長い入院、点滴生活がスタートしたのでした。ほんの微量の出血をきっかけに…

息子が元気に産まれてきてくれた現在では、「ほんの少しの出血だし大丈夫だろう」と個人の判断でタカを括らず、病院に連絡を入れていて本当に良かった！と思えます。

お読みくださり、ありがとうございます！