こんにちは、三輪です。
さっき久しぶりに母子手帳をひらいたら、「妊娠中の目標体重増加量」という図がプリントされた紙が貼ってあるのを見つけ、あの頃のせっぱつまったような思いが蘇ってきました。
毎回の妊婦健診で体重計にのるときの緊張感…今でも覚えています!
今回は、妊娠中の体重増加と、私なりの対策について書いていこうと思います。
そもそもなんですが…
私の体型はもともと高身長の骨張り型で、高校生くらいで背が伸びるのが止まってから、15年以上体重の変動がないタイプの体質でした。
なので、かなり油断していたのは間違いないです。
まず、以前も記事に書いたのですが、食べづわりから始まった私の妊婦生活。
どこかで目にした「つわりの時は食べられるものを食べられるだけ」という言葉を支えにして、その言葉通りその時に食べたいものを食べたいだけ食べていたんです。
そして、安定期を迎えるころには落ち着いたつわり。
しかし、食欲は落ち着いてなかった…
しかも、つわり期に習慣化してしまった「食べたいだけ食べる」が加わり、食を中心に生活しているような状態になっていました。
今考えるとだいぶおかしいですが、朝から6枚切り食パン2枚、目玉焼き、スープ、りんご1個とか平気で食べていたと思う…。
なぜ妊娠中の大幅な体重増加がよくないのか調べてみたところ、妊娠高血圧症や妊娠糖尿病になる確率があがるらしく、母子ともに危険が及ぶ可能性があることも知りました。
私は助産院での出産を望んでおり、少しでもリスクがある妊婦は助産院で出産できないため、あらゆるリスクはなくしていかなければいけないという状態。
まずやってみたのが、カロリー計算や体重管理をしてくれるアプリ。
自分に摂り入れたものを可視化でき、アドバイスなんかもくれるので、かなり意識が変わりました。
無意味に食べてしまう習慣を減らすことができたので、おやつや甘いものは常備するものじゃなくて「ご褒美」的な感覚で食べるようになりました。
アプリを使うようになり、体重のことだけでなく栄養面についても気にするようになったのがよかったなぁと思います。
食べたものをグラフ化して見ていくと、自分に足りていない栄養素が徐々に分かっていったんです。
私の場合は、妊婦にとても必要な栄養素といわれている鉄分とカルシウムが、思っていたよりも摂れていないことが分かりました。
それらを補えるような食材やレシピを探すうちにオートミールがいいと知り、そこからオートミールにハマり、さまざまなレシピを作るようにもなりました。
こんな感じに、今まで通り食生活を楽しみながらも、食事を見直して改善していけたかなと思っています。
このように食事を見直し、運動もして、色々やってみたのですが…結局、私はトータル15キロ近く増加しちゃいました。
でも、あのとき食生活を見直す対策をしていなかったら、体重はもっと増えていたと思うんです…!結果の数値だけ見ると結構増えちゃったね〜かもしれないですが、私的には精一杯やった!という気持ちが大きいです。
ちなみに私が妊娠中に日本産科婦人科学会から、厚生労働省による妊婦の体重目安がこれまで示されていたものより増える、という発表がありました。
調べてみるとたしかに、世界的にみると日本は妊婦さんの体重増加に割と厳しめな傾向があるようですね〜。国や時代によって指導が全然違うみたいでびっくりです。
太りすぎず痩せ過ぎず、栄養もしっかり摂る。
妊婦ってほんと大変すぎる!
全妊婦さんに心から拍手を送りたい気持ちでいっぱいです!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:三輪夏生
年齢:30代
子どもの年齢:2歳
イラストレーターです。 岐阜の小さな町で夫と息子と暮らしています。 日々の生活や畑、子育てなどをテーマに漫画や絵日記を描いています。
note:三輪夏生
instagram:@miwa_morning
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。