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いくつかの「妊娠の壁」を乗り越えて出産へ!経験して思うことは… by はぐはぐ

3年間の妊活の末、やっとの思いで我が子を授かった私。

妊娠検査薬の陽性反応を見た瞬間は、まるで長く険しいマラソン大会をゴールしたかのような気分でした

 

だけど実際は、妊娠期間にはいわゆる「妊娠の壁」と呼ばれるものが沢山あって、妊娠検査薬での陽性を確認した時点では、まだまだ心配事ばかり。妊娠中も、気を抜けない日々が続きました。

今回は、その「妊娠の壁」を時期毎に私の体験と共に振り返ってみます。

妊娠検査薬で陽性を確認したその日、すぐ婦人科に向かいました。

完全おめでたモードの私に対して、先生はとても冷静で「まだ何があるか分からない時期ですから、また来週見せに来てね」と言われました。

てっきり、「おめでとうございます!!!」とお祝いの言葉を期待していた私。

正直、拍子抜けでした。そして帰宅後、携帯で調べるうちに「心拍確認の壁」という言葉を知りました。

その日、エコーで確認できたのは赤ちゃんの袋である「胎嚢」のみ。妊娠7〜8週目頃には赤ちゃんの心拍が確認できるのが一般的とされており、心拍が確認できると流産率はかなり低下します。

私が最初に婦人科を受診したのが、だいたい妊娠6週になる直前。まだ、妊娠に気付かない人も多い時期だったので、両親にも「まだ何があるかわからないから」とあまり深く考えすぎないよう言われました。

と言われても、考えないようにできるわけがない私。

だって、どれだけこの瞬間を待ち望んでいたか…!不安だらけの中、1週間を過ごしまた産院へ。無事心拍が確認できました。

妊娠7~9週は流産率が一番高い時期と言われており、そこを越えると流産率がかなり低下するため、妊娠を継続できるかどうかの第一関門とされています。無事、妊娠9週まで妊娠を継続できるか、その関門を「妊娠9週の壁」と呼ばれるようです。

心拍確認できたのに…!?

この頃、もうつわりが本格的に始まっていた私。正直、つわりが酷すぎて記憶がない…。そのおかげもあって、あまり意識することはなく次に婦人科に行った際には妊娠9週の壁をクリアしていました。

次に待ち受けるのは「妊娠12週の壁」。

自然な流産の多くのケースが妊娠12週までに起こると言われているため、「妊娠12週の壁」と呼ばれているようです。12週未満の場合は、早期流産と呼ばれ、12週以降の場合は、後期流産と呼ばれます。

この時期もまた、つわりがピーク!とにかく壁の模様を見つめて過ごしていました。

そして2ヶ月間にも及ぶ辛すぎるつわりを乗り越えたら…「妊娠22週の壁」クリア!

いよいよ安定期に突入です!私は体調が落ち着いてきた安定期に、数時間だけテーマパークへマタニティ旅行に行きました。基本的には近場で、外出は短時間におさめるのがおすすめです。

いよいよラストスパート。もし早産になっても赤ちゃんの生存率が高い「28週の壁」と赤ちゃんの肺の機能が完成し自力で呼吸ができる「34週の壁」。

この頃ははっきりとした胎動も感じられるようになり、お腹でしっかりと生きていることが分かります。私にとっては最初のいくつかの壁に比べ、自分で赤ちゃんの様子がわかる分落ち着いて過ごすことができました。

こんなに沢山ある「妊娠の壁」。気にしすぎない為にも、しっかりと知っておくと良い情報をまとめてみました。参考になればとても嬉しいです。

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著者:はぐはぐ
年齢:アラサー
子どもの年齢:1歳

娘のおせと1歳と女子力高めな夫、猫2匹とのんびり暮らし。ぐうたら育児生活を送っています。新生児から現在までの育児漫画をInstagramで毎日投稿中!時々、ママ向け英会話の先生。

Instagram:@hughug_baby
ブログ:はぐはぐブログ

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